時間に追われて生活していると、自分の立ち位置がわからなくなる時があります。
また、過去を振り返る余裕が無くなり、
過去の自分と現在の自分の連続性を見失います。
そうして人は昔の事、特に学生時代を忘れていきます。
そういう時期を「忘れる時期」と俺は呼んでいます。
皆さん、昔の事、どれくらい覚えていますか？
時間とヒマを持て余していた時代
（本当はヒマなんて無かった、全てが大事な時間だったと今は思うけど）、
かつ、インターネットに触れなかった頃。
俺はその日の事、よく反芻していました。
大学ノートに、長ったらしい日記も書いて、自分の気持や感情を残しました。
そうしている間は毎日が連続していました。
高校時代の俺は小学校、中学校時代の俺の続きでした。
でも大学を出て働き出してめちゃくちゃ忙しい中でバタバタするうちに
その時の感情を思い出せなくなっていました。
20代前半に「忘れる時期」があったんです。そういう人多いのかな。
でも当時の日記を読み返したらそこに気持ちが残っている。
記録をつけていてよかった。
