やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

映画「ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り」を観た。

準新作だったけど(今年の映画だ)ゲオで100円セールで借りられた。だが、そろそろ自宅のテレビとDVDプレーヤーは鑑賞に耐えられなくなってる感あるわ。暗い場面がね、全然見えないの。テレビは40V型でたぶん15年くらい経つものだよね。テレビの画質ってどうなんだろう、買った最初と、15年経った今と、全く同じ画質を保ってるのかな。人の目じゃわからない程度の違いであって欲しいね。でも、今時はもう少しだけ鮮やかでもう少しだけ大きい画面で映像を楽しみたいと思ったりするんだよね。

PS5があるのになんでブルーレイにしなかったんだろ。

映画はまあまあ面白いと思った。俺の好みだった。あくまで俺の好み。ご存じ(なのか?)ダンジョンズ&ドラゴンズの世界を映画にしたものらしい。噂のあのゲーム「バルダーズ・ゲート3」と同じ世界を舞台にして描かれる。

ファンタジー世界だけどやたらモンスターと戦うわけじゃないし、中盤までは会話によるかけ合いも結構多かった。ぜんぜん壮大な話じゃないし、どちらかというと最終盤以外は(いや、最終盤も)スケールの小さい、知られざる戦いの話なんだけど、それが逆に「TRPGのセッションをそのまま映画にした感」があるのがほんと良かった。これを作ったヤツはよくわかっている。一般的な観客がそれを理解するかは別にして。

映像美としても結構良かったと思うよ。残念ながらうちのテレビでは最高の体験はできなかったが、それでも迫力は感じたよ。ドリックが見つかって変身しながら逃げるシーンはほんと良かった。

ファンタジーの世界のワクワク感ドキドキ感、恩赦もらえたのに脱獄しちゃったアウトローたちの生き方、それと家族愛をテーマに描かれてたね。魔法はなかなか痛快には使えないところもそれっぽく描かれてていいじゃない。面白かった。少なくともモンスターハンターの映画よりははるかに楽しめた映画だったよ。ちなみにバルダーズ・ゲート(都市名)は名前だけ出たよ。主人公たちはたぶん言葉通り、作中で経由したんだろう。

噂のゲーム「バルダーズ・ゲート3」は来月発売だけど、少なくともすぐには買わないんじゃないかな。お金使うことに色々罪悪感ある今日この頃だし、積みゲー消化に忙しいからね。映画で少し世界を味わえたのは良かったな。

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