今週の「めだかボックス」感想2010年52号

今週の「めだかボックス」
第77箱「敵うはずがねえだろう」（2010年52号）

※ネタバレを含むため、まだ読んでいない人は読まないでください。
※直接この記事を全部開いてしまった人はすぐ閉じた方がいいです。





※・・・読むんですか？

追いつめられたら奇跡的に都合よく新たなるパワーに目覚めるとかそーいうのは週刊少年ジャンプの中だけにしてほしいよね。

マジで。


あと、どうして一度降伏した敵はま裏切って不意打ちをしなければいけないの？ベタベタすぎ。

…物語の予定調和的にはこの戦いは名瀬ちゃんの負けのはずなのに。そうじゃないと話が続かないもんね。でもここで名瀬ちゃんが負けたら、流石に志布志さんは勝ちっぱなしすぎですね。このマンガなら「予定調和」をぶち壊す展開があっても違和感無いな。

でも正直な話、この戦い面白くありませんでした。こんな勝ち方は美しくないな。あまりにも強引すぎる。今後生きて行くのが辛くなるような能力を身につけて勝つとか。ツッコミたいところはいくらでもありますよ、いくらでも。でも今までは多少理不尽でも、「納得させる説得力と、それを気にさせない駆け引きでの面白さ」があったのに、今回は無理矢理でしたね。志布志さんの能力面白かったのに、とんでもない力押しで圧倒しちゃったもんですね…。

それに全然色っぽくなかったですね。残念すぎます。ひどいです！　最後は全裸まで服をひんむくのかと思ってたら、焼き払うって、アンタ！　もうちょっと女子っぽい展開は無かったのですか？　名瀬さんは阿久根さんのこと好きなんじゃないの？　違うの？　違うよナァ。

というわけで今回の「めだかボックス」は、いろんな期待を悪い意味で裏切られて、ちょっとつまんない回でした。もう少し名瀬さんの精神力の強さをエグく出して欲しかったのですよ。僕は頭がいいだけのきみが好きだったよ！

今後の展開はさっぱり読めないのです。
この戦いで負けたら学園を去ると言っていた球磨川くんたちは、どういう行動に出るんでしょうね？　あと「間に合うかわからないあの子」は登場するんでしょうかね？

全てはまた来週ですね。