やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

mixiを離れた人が意外と知らない最近のmixiのあれこれ(前編)

アクセスが多いようなので始めに。
この記事は
僕が前ブログに書いた記事をインポートしたものです。
多少加筆修正をしています。


mixiが最近目指す「いいソーシャルグラフ

mixiは、「いいソーシャルグラフ」を今、盛んに訴えかけています。

good_social.jpg

…つまり、そういうことだと思うんです。
Facebookが最近盛んに言われてますけど
(僕も記事を書きましたけど↓)
削除しました

それが本格的に日本に売って出てくる前からmixiは結構動いていました。それが「仲良し」だったり、「mixiエコー」だったり。

mixiはハッキリとは言わないけど、僕の妄想では、こう訴えかけようとしています。

「今一度実名で、実際の友達や家族との交流に回帰して。知らない人と積極的に繋がる出会い系みたいなやり方も今までは多かったし、たまにはそういうのもいいだろうけど、実際の知り合いと、そうじゃない人との区別をハッキリつけられる環境を作ったよ。プライバシーも守れるようになった。これからも貴方自身の場所として安全()笑 と安心()笑 を整備するから、だから某ナントカbookよりもmixiを使って!」

…さすがに脚色しすぎたかな(笑)
そして妄想激しすぎでしょうか(笑)

実際の友人知人との交流を推奨しているのは間違いないです。
そして、プライバシーを守れるように整備しているのも、間違いないです。

でも、今までのmixiがあまりにも知らない人と簡単に繋がりすぎて、そして、自分自身の情報がその人たちにむき出しの状態になってしまうサービスだったのも事実。
プロフィールもそう、日記の公開範囲もそう。初期から数年前までは本当にmixiは「実名で実際の友人知人と交流して、かつ友達も増やそうとするとズタズタになりやすい」サービスだったと、僕も思います。

このイメージを払拭する事は簡単ではありません。
mixiの課題ですね。

先日の「メールアドレスで友達探せるようにしたら大変なことになったよ事件」は、実際の友人知人との交流を推進させようとした結果の悲劇でした。


mixiは実際の自分とは違う人格で活用しているユーザーはまだまだ(…他ならぬこれまでのmixiのせいで)多くて、そして彼らにとってmixiはこの事件でやはり「プライバシーが漏れるサービス」になってしまったことでしょう。いいとこねーな。

ただ、mixiは確かにプライバシーが守れるし、便利になってきたかな、と去年(2010年)後半は思わされました。地味な進化を続けています。


そこでmixiの最近の機能についてのまとめ。

主にmixi疲れて、飽きて、最近あまりアクセスしてないし新機能もよく知らないという方に。




◯プロフィール

・あんまり変わっていない。更なる機能強化に期待。

現状のmixiの最大の弱点じゃないかなと思っています。

初期と比べて項目別に公開設定できるようになっていますが「友人まで」「友人の友人まで」「全体に公開」項目によっては「非公開」も選べますが、これだけです。特に名前の公開範囲が大雑把なのは辛い。名前の非公開が選べないのはいい。いいんですよ。でも、これこそ「誰と誰だけに公開」という指定を細かくできるようにするべきじゃないかな。

…もう、匿名ユーザーが知恵を絞ったテキトーな名前を見るのは心が痛い。

プロフィールが実は一番大事なところじゃないかと思うんですけど、
意外や意外、mixiはこれ結構バカです。
Facebookは、ここは強い部分です。

以前Twitterに投稿させてもらったんですけど
mixiのプロフィールは名前と顔は隠すけどそれ以外の素性はむき出し。Facebookのプロフィールは名前と顔写真は出すけど、それ以外全部隠せるんですよね。

ここは少し考えて欲しいところ。
でも、いきなりFacebookみたいに項目を細かくしたら、過敏なユーザーは拒絶反応を示すかもしれませんね。さじ加減が難しそう。


・プロフィール写真は大進化。

なかなかいい機能が実装されています。
マイミクシィ向けと、それ以外向けのプロフィール写真を分けて設定できる。
これはよく考えられてますね。
マイミクシィ向けの写真は50枚まで投稿できて、mixiフォトからも選べる。
更に、マイミクシィに対して自分の写真をプロフィール写真にオススメできる。

…顔写真を使えってことなのかなあ(邪推)
使いますよ使えばいいんでしょう。




・「仲良し」が登場した。
つまりマイミクシィのグループ分けとは別に「仲良し」という特別なカテゴリが登場しています。
グループ分けを理解できない人が多かったんだろうなーと思ったりして。
日記の公開範囲も「仲良しに公開」とか、特別扱いになっています。
使い方はそれぞれ自由でいいと思うけど。

マイミクシィの追加時に「過去の日記を見せる/見せない」を選択できるようになった。
「過去の日記を見せる」にした場合、いつの日記から見せるか選べるようになった。
これはmixiが実装した中で最高級のヒット機能だと思いますよ。どれだけ便利か皆さん、実際に試してみるとわかります。


・「Myリスト」はシャイな日本人にピッタリだ。

Myリストとは、マイミクシィじゃないけど気になる人をピックアップしておけるストーカー機能その相手のコンテンツは見えないけど、最終ログイン時間(1日以内、とかのあれ)がわかります。
好意的な言葉で言えば、「あの人のプロフィールページどこだっけ?」という時にすぐに一覧を見られるIDブックマークリスト。


更にMyリストの面白い機能は、
この人とマイミクになってもいいなと思ったら「マイミクOK!」という設定ができること。相手も同じように自分を「マイミクOK!」と設定してくれていわゆる両思い状態になったら自動的にマイミクシィになっちゃいます。なんて日本人的! マイミクシィになりたいなら勇気を出して本人に言えよと思いつつ僕も「マイミクOK!」にこっそり設定している人がいたりします。過去に一度も自動でマイミクシィになった事はありませんけど

あのですね、仲良くなりたいけど、言い出して相手がそのつもりじゃなかったら恥ずかしいとか辛いとか、そういう気持ちはわかるんです。わかりますよ。そんな人にマジおすすめ。むしろそんな僕にマジおすすめ;;

でも、うじうじとMyリストに登録してそれ以上何もできないとかスッキリしない!
ハッキリとマイミク申請していいじゃない!


◯日記

・日記の公開範囲がとても柔軟になった。

初期の日記は「全公開」か「マイミクのみ」か「非公開」でした。
(あれ、「マイミクのマイミク」もありましたっけ?w)

◎日記ごとに公開範囲を決められるようになった。
昔は、日記の公開範囲は、全部一括設定でした。設定を変更したら、過去の日記の設定も変わっていました。これがmixiが「狭い世界での交流」だとか「家族や会社の人には絶対にバレたくない」とか言われていた元凶の一つだったと思います。