元親友がいます。
親友であった時間より、元親友になってからの時間の方がもうはるかに長いけど。
確かに僕は彼のよき親友であった、それは間違いないし、僕はその時間を否定しません。
彼が言った、忘れられない一言があります。
ある商品を買ったんです。
それを彼に言った時の、彼の最初の一言です。
僕「○○買ったよー」
彼「いくらで!?」
彼との絶交はこの一言がきっかけだったかもしれない。
この時「ちょっとヤバいこいつの思考」って思ったんですよね。
周りの親しかった友人たちはとっくに気づいてて疎遠になってたんですけど
僕だけ鈍かったのかもしれない( ・∀・)
安く買う方が得。それは当たり前なんですけど、
「高く買う=愚か」という考え方はネット通販が盛んな今、すごく根強い。
一番安いところがあれば、そこで買うのが一番。
みんなそこで買うのが当たり前。
…本当にそうですか?
僕は価値観の均一化が怖い。
PCの性能もそうです。
ハイスペックを追求する人達がちょっと怖かったりして。
たまたまそういう人達と話す機会があったからなんですけど。
必要十分を感じたら幸せに思ってもいいんじゃないかなと思うんです。
それって幸せを感じられるってことですよ。
相対的な価値観で必要の無い高性能を「あったらいいな」で求めるのは
なんだか違う…。足るを知るという奴なんでしょうか。
ネットの世界では、全てがフラットかのように勘違いをしてしまう。
みんな同じ考えをしているんです。
いや、自分の考え方を他人に押しつけようとしているんです。
僕がそう見えるだけかもしれないんですけど。
Twitterにその傾向はすごく強いと思う。
初心者が多いという理由はもちろんあると思います。
狭いコミュニティ(その人のフォローの中)で、
ある考え方がリツイートされたら、その考えに洗脳されているような…。
もう一度、僕は声を大にして繰り返したい。
人間一人の「世間」なんてめちゃくちゃ狭いもんだ。
知り合いが3人同じ事言ったら、「みんな同じこと言ってる」と言うだろう。
5人が同じ事言ったら、もうそれが社会の流れだと勘違いする。
みなさんもう少し気をつけましょう!!
…一番、自分の世界が狭いのはきっと僕なんでしょうけど。
だって、世界がそんなに均一に見えているんだから。