やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

隠れる夢

原始部族のような妙な連中に見つからないように隠れる夢を見た。
夢の中で老夫婦に匿われ、高い壁がある洞窟の中に逃げる。壁を特殊な道具を使って上り、寝ぐらに行く。特殊な道具というのは、幅の広いスキー板のような形状の板で、大きな刃がついているものでだった。それを両手両足で左右交互に動かして壁を登った。
寝ぐらは壁の中にあるほら穴を部屋にしたもので、その部屋の壁を登った上、さらにその壁を登った上にも部屋があり、段々になって奥があるところだった。

 

ところが

 

ザッザッザッザッと壁をすごい勢いで登ってくる音が聞こえた。それにものすごい恐怖を覚えた。全身の毛が逆立つというのはああいう感じなのか、心臓がものすごい勢いで鳴った。
大急ぎで上の部屋へ逃げ、さらに一番上の部屋まで登って、身を潜める。
「見つかったら確実に殺される」本当にそう思った。なぜかその死は、首を斬られるイメージ。

 

敵は最後の部屋の扉まで壊して、身を潜めている俺と老夫婦が視界に入ったはずですが、気づかなかったのか、そのまま引き上げていく。
ちらりと見ると、下の方に大勢の敵部族が見えた。

 

今これを書いていても、夢を思い出そうとすると心臓の鼓動が早くなる。
とてつもなくリアルな死の恐怖だった。


この夢のあと目が覚めて、暗い部屋のなかでしばし呆然としていたが、ふと思った。
「これは記憶ではないだろうか?」
殺される恐怖を味わったことは無いはずだが、これはどこかで味わった事があるように感じた。

 

前世の記憶、とか言いたい気もするが、俺の記憶とは限らない。
以前どこかに「全ての記憶は人の外部にあって、どこかに整理されてある自分の記憶ファイルと肉体(主に心臓)が結びついている」という考えを書いたことがあるが(見つけられなかった)、その類で、混線して誰かの記憶が見えたのかもしれない。

 

その考え方は正しいのだろうと近年はますます確信を深めていて、夢の中は、明らかに自分の脳みそから出てきたものではないものばかりだ。。。