原作は読了済み。前作も観た。結構大好きキングダム。家族がコミック集めてる。 ※映画未視聴の人は読まない方がいい記事。ただの感想と記録だけど。
キングダムⅡは、原作では２つ分のシリーズをうまく融合させたストーリー
今回は羌瘣を登場させるからには羌瘣の正体や背景を描かないといけなかった。蛇甘平原の合戦編と刺客急襲編の２つのシリーズのうち、時系列では蛇甘平原→刺客急襲編の順番だけど、羌瘣が初登場するのは蛇甘平原、正体が明らかになるのは刺客急襲編の終わりの方だ。しかしこの２つを一本の映画で描くのは明らかに無理。
だから逆にして、王の暗殺編を冒頭に持ってきて朱凶二人組だけに大幅スケールダウン（むしろ省略したと言ってもいいレベルで削減）し、かつ蛇甘平原の合戦で信と羌瘣がはぐれて、羌瘣の背景が明らかになるという改変は、映画だけ見ると自然だっだと思う。
もちろん原作の全てを映画では表現できないが、田有とかは出てこない。戦車隊との戦い、結構描かれた。驚いた。羌瘣の過去は結構詳しく描かれたと思う。ババアどもの会話は省かれた。呂不韋が登場する時に李斯と蔡瑁は出てこない。そこに信はいない（方が自然だ）から、原作で信が言うセリフは壁が言う。
その他感想
麃公将軍は思っていた以上に麃公だった。麃公も王騎も役作りがすげえ。つーか沛浪もそうだしイメージが近くて没入した。尾平は若い！と思ったけど観てるとちゃんと尾平に見える。不思議！ 実写羌瘣は美人だけど、原作のイメージよりずっと大人の女性となった。蒙武も実写になっててイメージ通りでワロタ。
キングダムⅢはどこまで描くんだろう？
おそらく馬陽編に色々ぶち込んで、キングダムの、映画シリーズは一旦終わりになるんじゃないかな。河了貂はもう軍師の卵としてデビュー、ちゃんと女性の装いになる。 羌瘣の敵討ちは途中で達成して、馬陽の戦いの途中から羌瘣が復帰する。
Ⅱの終わりも、すでに次回への引きを作って終わったもんね。来年公開の次回作、楽しみなのです。
