やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

今週の「SKET DANCE」感想 2011年01号(週刊少年ジャンプ)

今週の「SKET DANCE
第165話 棒になった男(2011年01号)


※ネタバレを含むため、まだ読んでいない人は読まないでください。
※直接この記事を全部開いてしまった人はすぐ閉じた方がいいです。





※・・・読むんですか?




今週の話はスゴい。



すごい!!

まあ、「SKET DANCE」は前から凄いけど。

 前回の人気投票結果発表の回も面白かったけど、今回はサラッと順位を発表して上位3位までをイベントに参加させて、今週につなげています。が、まさか人気投票一位の主人公を一週間棒人間にしちゃうなんて思わないでしょう。面白かった。これは面白かった。

 描くの楽だっただろうな・・・い、いや! 何も言いますまい。

今週の主役はもちろん椿です。

棒人間になってしまったボッスンを物珍しそうに扱いながらも全く不審がらないスケット団と生徒会メンバーたちと対照的に、常識人である椿は一人、心の中でツッコミを入れ続けます。「一話? 話って何だ…?」に、スタンスの違いを感じて不思議な気分になりますね。

この、他のメンバーの行動と、椿の心情の対比で物語が展開していきます。
かなり巧い話作りです。嫉妬!

ヤバ沢さんの「棒スン」は本気で笑いました。いいネーミングセンス! 棒スン(笑)…と、それくらい皆の中で馴染んでいく棒スンと、反比例して違和感を深める椿の目の前でドラマが起こります。棒スンを得体が知れないと罵ったデイジーのピンチを助けることで棒スンが和解するシーン。この安いドラマは白けた椿の顔を出すためだけに起こったのですよ。いや読者もわかってるけど(笑)

そして思い出を残す感動の記念撮影のシーンで初めて椿が、我慢していたツッコミを声に出してしまうというオチで終わります。

・・・面白いなあ。
素晴らしい回でした。
この話作りの妙には唸らされます。


今週の僕的一位は「トリコ」か「SKET DANCE」か…!
わくわくしますね。



とグダグダ言いましたが、



アニメ化おめでとうございます!!

期待してます。