やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

コミュニケーション能力に悩んでるみたいだから空っぽのアタマをシェイクして君へ。

君へのアドバイスを書いてみる。

人の悩みを見ていると人間関係が円満なら無かったはずの悩みがすごく多い。
人間関係力とでもいうのか。コミュニケーション能力か。
それが自分に無いと嘆く人のなんと多いことか。

自分も大してコミュニケーション能力がある方じゃないけれど。
先日友人にチャットで「お前はもう十分持ってるじゃねーの少し分けろじゃねーの」
みたいな事をいわれたけど、答えはたぶんいつも同じ。
俺は常に臆病。コミュニケーション能力に見えているのは、演技力。


さて人間関係の能力はいったい何なのかというところで
一つの考え方。

人間関係力。それは
「こういうタイプの人に、こういうアクションをした。そしたら、こういう反応があった」
という経験の積み重ね
なんだ。

さらに言うなら、「こういうアクションをしよう」を行動に移せる勇気。


人はもちろん誰もが唯一の存在で、同じ人はいない。
でも、ごくごくごくごく薄いカテゴリ分けはできるもんだ。

たとえば、男か、女か。
女に「やらないか」と言ったら拒絶されたが、男に言ったら公園のトイレに行けた。
うん、その経験が絶対じゃないけど、可能性として君の一つのパターンになる。
それが身につく。

若いか?歳を取っているか?背が高いか?低いか?太っているか?やせているか?
明るい感じか?暗い感じか?優しい感じか?キツい感じか?
肌は白いか?筋肉はついているか?どんな色の服を好んでいるか?
どんな声か?どんな話し方か?

人はそれぞれが微妙に違う組み合わせだけど、ある視点からはパターン分けできる。

そして君は、知らない人に会った時に、無意識に、今まで会った人の中でその人に
近い印象の人に当てはめる事ができる。

「あの人、Aくんみたいな感じだな」
「BさんとCさんを足したような感じだな」とか。

そうすると「Aくんにこういう態度を示したら仲良くなれた」
「Bさんはこういう行動を嫌った」という行動が取れる。

もちろん
「Aくんが喜んだ事だけどこの人は怒った。この人はAくんと近いけどまた違う」
という事もある。むしろこっちの方が多い。

この場合は新しいパターンとして君の経験になる。
いつも怒らせるわけじゃないよ。怒らせるのは単なる例であって。
「Aくんが笑った話をDくんは笑わなかった」でもいいじゃない。
ちょっとしたミス。うん、ちょいミス。

この「ちょいミス」を繰り返して人間関係にバランスを取れるようになる。
これをひたすら意識して繰り返す。積み重ねる。

そして、「ちょいミス」を恐れない事が、これから君がコミュニケーション豊かになるコツ。


もちろん心にすごく負担がかかる事もある。
「以前の仕事の嫌な上司だったE氏に似てる…。もう俺ダメだ」と思うこともあるだろ。
元上司Eが怒った事をまたやったら、同じように現上司Fも怒ったとしたら!
これはもう心が折れかけるよね。いや、折れる。

でも、こうならないように頑張って
「元上司Eが怒ったから、現上司Fに対しては違う行動をしてみた」と、なって欲しい。
これはものすごい成長で。これがクセになったらもうコミュニケーション充。まじで。


たまに「今まで見たことが無い人だ」という人もいる。たまにじゃなく結構いる。
そういう人に会った時には成長のチャンスだ、が、失敗の入り口でもある。
よく、その人の周りを観察しなければいけないな。

その人よりもその人の周りを観察するのはとてもいいこと。
その人の周りの人はその人にどう接しているのか、それはまた自分の経験になると思う。
そして、いいと思ったら勇気を出してマネしてみる。

何だかんだで勇気勇気で申し訳ないが、勇気は全ての行動の基本なんだ。
これが無かったら何にもならないのでどうかパッパラパーになって勇気出して欲しい。