やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

ドラマ「VIVANT」第8話まで観た。

前回(第4話まで観た時の感想)

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物語が佳境に入っているね。前回書いた謎もだいたい解けている。いろんな考察が飛び交っていて、新たに書くことは何も無さそうだ。いったい誰が誰を裏切っているのか予想がつかない展開で、ここからまたどんでん返しがあるんじゃないかと疑ってしまう話だ。だから考察も盛り上がる。

でも、いくつか確定している事はある。

Fは長野専務の事は知らなかった。

Fは長野の事を怪しんでいた。少なくともFが登場してから乃木と長野は丸菱の業務以外での接触は無かった事になる。でも第8話で乃木は他の別班の事は知らされてないと言っていた。それが本当かどうかはわからないが、少なくとも乃木と長野は連携していないことは確かだ。しかし乃木が知らないだけで他に別班がいるかもしれないという新たな疑念は出てくるね。

乃木とノコルはグルじゃない。

登場人物の全ての動作を疑ってしまうドラマだが、描写としてノコルの内心の独り言が第8話で出ている。さすがにそれが嘘だったらもう面白くなくなってしまう。ノコルは普通に乃木をまだ認めていないようだ。

同じ理由で、囚われた黒須が乃木にこっそりと「作戦ですよね?」と尋ねるシーンがあったことから、乃木と黒須がグルだったら普通はそんな行動はとらないから、乃木と黒須もグルじゃない、ように見えるがこれは確定ではないな。人の目を実は気にしていたかもしれないし。グルじゃなくても、乃木が正義か黒須が正義かは不明で、新たにパラダイムシフトが起こるかもしれない。

ノゴーン・ベキは確かに乃木卓である。

テントのボス、ノゴーン・ベキは乃木卓であるようだ。妻である乃木憂助の母の写真を持っているし、乃木の過去の話も共感しているようだ。ここまで描いて別人という話は通用しないと思われる。ちなみに登場している乃木憂助が本当に本物の乃木憂助なのかはまだ怪しいところである(疑いすぎ)

一方、謎となっているところは、ありすぎる。

結局ジャミーンは何者なの?

指令がジャミーンのことを「奇跡の少女」などと呼んだのは何なのか。乃木もジャミーン「奇跡の少女」と認識している事になる。テントを追っている組織がそう言ってるのだから、ジャミーンはテントの何らかの関係者であることは間違いなさそうだけど。テントにとってもどういう存在なのかだよね。

ジャミーンはなぜ野崎に懐かないの?

薫が「ジャミーンは人の善悪がわかるのかも」みたいなことを言っていたから気になる。野崎の行動は普通に公安として一貫していたように思える。ここまで、野崎は見たままのキャラクターに思えるのだけど、何かあるのかな。ちなみに善悪がわかるからといって、善人の方に懐くとは誰も言ってないが。となると薫やドラムは…となってしまう。リバーシみたいだな。

乃木は別班の4人を本当に殺害しているのか?

第7話で野崎にメッセージが来て、それに驚くような描写があった。あれは乃木からで、別班4人を死亡に見せかけてくれという工作の依頼だったんじゃないかと今でも思っている。だから「先生に何て言えばいいんだ」と言ったのではないだろうか?

あと2話でどうせわかる

乃木に今更F以外の別人格はいないだろうが8話でFが全く出てこないのは気になる。乃木が「呼んでない」ってことなのかな。