やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

火曜日のジャンプが楽しみだった。

最高に楽しい瞬間を味わった人が「この人生はいい人生だった、もうここで終わりでいい」って気持ちになることがあるとしたなら、それは多少理解できる。楽しいと思った時に、また同じように幸福な気分を味わう事があるだろうかという不安と、それ以上に面倒な靴が繰り返されるという絶望を天秤にかけてしまうからだ。決して俺がそう思っているわけではないのだけれども。そういう気持ちは世の中の多くの人の心の中に当然あるだろうなあという想像です。

「今は辛くても生きていればいいことあるよ」なんて、たぶん誰もがわかってる。そうだろうよ、楽しい事嬉しい事、生きていればそりゃあ、全く無いはずはない。でもそのためにどれだけ辛いこと我慢しなきゃいけないんだろうって思うんだよなあ。目の前の、少なくとも明日からあるであろう苦痛にウンザリするくらいなら、幸せな気持ちのうちに、そのままで終わりたいって思うよ、うん。わかるわかる。そういう状態も、将来を悲観している、将来に絶望していると言えるんだろうね。

楽しい時間、嬉しい時間を過ごす事は幸せだ。でも、終わった後にも楽しい事が待ってないと逆にその後生きる気力が無くなるって話。生きる喜びを得られる幸せって、将来に希望を持つ事なんじゃないかな。近い将来に楽しい事があると思わないと、俺は人は生きられないよ。

小学生の頃、週刊少年ジャンプは火曜日発売だった。でも都会は普通に月曜日だったらしい。全国に行き渡って発売されるのが火曜日だったんだね。途中で月曜日になった。値段は一部170円だった。火曜日の学校はうきうきしてた。今日帰ったらジャンプ読めるって思うだけですごく楽しく過ごせてた。当時のジャンプは勢いがあったしね、黄金期って呼ばれてる頃だ。確かに面白かったと思うんだ。いま、そんなに楽しみに思う事ってあるかなあ。ジャンプは読んでないな。何か面白いマンガを毎週楽しみにできるってすごく幸せだと思う。

テレビ番組は多少楽しみであるかもしれない。それスノと名探偵コナンとドラマ「VIVANT」は観ると楽しい気分になる。「VIVANT」は明日最終回だけど。そういえば昔はNHKのクイズ番組で「伝えてピカッチ」ってのがあって、あれ面白くってすっごく好きだった。本当に幸せになる番組だった。土曜日の夜っていう時間帯も良かったのかもしれないね。この10年「伝えてピカッチ」ほど心を躍らせた番組は無いなあ。終了しちゃって、同じ時間に後番組として始まった「ブラタモリ」は残念ながらちょっとテイストが違う番組になってしまったね。

楽しみを見据えて生活したい。マンガ雑誌もたまには購読してみようかな。週に300円としても、1つ2つでも次回が楽しみって思える作品があったら価値があるかもしれん。馬鹿にできない。3誌購読したとして月4000円くらい、趣味としては悪くないんじゃないだろうかとか思ったりして。