やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

最近「ドラゴンクエストウォーク」から離れたワケ

好きだった「ドラゴンクエストウォーク」

3年以上にわたってプレイしていた「ドラゴンクエストウォーク」(以下ドラクエウォーク)を起動しなくなって3ヶ月くらい経つかもしれない。あんなに好きで毎日気にかけていたのに、やめる時は超あっさりだ。前々から書いているけど、こういう風に習慣は急に剥がれ落ちる傾向がある。

ダイの大冒険コラボがきっかけ

俺が小学生から高校くらいにかけて週刊少年ジャンプに連載された「ダイの大冒険」はとても好きな作品で、そのコラボイベントはとても楽しみにしていた。第一弾はヒュンケルを倒してフレイザード出てきたあたりで終わって、この冬にあった第二弾はバランと戦って超魔生物ザムザのあたりまでだった。 俺は前々から「ダイの剣」は欲しいと思っていたけど、第二弾では出なかった。でも第三弾の最初でどうやら出るかもね、ストーリー的に。

つーかアニメの進行もあったのは理解してるんだけど、第二弾をするの、遅すぎたね。ほんと長く待った。

そのダイの大冒険コラボ第二弾が終わって、忍者実装のイベントが始まったあたりで自分の中でプツリと何かが途切れて、アプリを起動しなくなった。

追っていくのがしんどくなった。

全然ガチ勢でもないので、遊べる要素を全部味わい尽くしてるわけではない。でも自分のレベルなりに楽しんでいたと思っていたんだけど、正直それでも多くの要素を追うのに疲れを感じてはいた。イベントのたびに新要素が出て、まあ以前のイベントと親和性が高いシステムもあるけど、だいたいは一から理解しないといけない。チュートリアル的な説明もあるけど、それも乗せられるがままに行動しないといけないように感じていた

ほこら、カジノ、あとナントカ(なんか苦行の奴)、モンスターバトル、どれもこれも深いけど、だからこそついていけない。

ストーリーは薄味であまり面白くない

こういうゲームにとってストーリーはそんなに重要じゃないかもしれない。フレーバーと言っていい。それでもそれなりに登場するキャラに愛着を持てばゲームに入り込む動機にはなるよね。でも俺にとってはあんまり熱中するほど面白いものは少なかったかな。新しいの出るたびに「また変なの出てきた…」って感じが強かった。方言キャラも時々登場して、それもあまり好きになれなかったな。

イベントの出来にはムラがある。

すごく面白いと思ったイベントもあるし、全然面白くない、全くやる気が出なくて放置したようなイベントもある。この出来はプレイのやる気に関わるよね。

コラボイベントのは面白いと思ったけど。ダイの大冒険のストーリーはもちろん名作で、ちゃんと再現してたのはよかった。ナンバリングタイトルのコラボはどれもよかった。5はもちろんだし、7コラボも良かったよ。

メガモンスターに勝てないのストレス

メガモンスターの推奨レベルが高すぎて、全然勝てなさすぎて、何度も挑戦するのは苦痛すぎた。まー、あんまり誰でもソロ討伐できるのも面白くないから、強さの調節には気を遣っていたんだろうと思う。ギガモンスターみたいにレベルと報酬を段階的に設定できて、適切な強さに挑戦できるようにすればよかったのにね。

田舎のためメガモンスターもあまり人は集まらない。3人いればすごくいい方。4人とか体験したこと無かったかもしれない。半分以上はソロを強いられるのであった。なので勝てる相手を厳選するしか無かったのよね。

ドラクエウォークは田舎も都会もスポットの密度は大して変わらないだろうと、たぶん地域による格差は無いんだろうと思うけど、メガモンスターの参戦人数は違うと思うよ。

課金要素

ふくびきはなかなか渋かった。相当何度も引かないといいものは当たらない、でもこれは仕方ないかなって思う。新装備が出るたびにすぐ全部揃えて装備してる人とか見てたけど、あれどうやってたんだろうね。買った有償ジェムをそのままふくびきに投入してたのかな。裕福な人だったんだろうか。

有償ジェムでゴールドパスみたいなのを買って、歩けば無償ジェムがたまりやすくて、ふくびきも引けるというのはいいシステムだったと思う。記念パスとかも2、3枚買ったよ。ドラクエ5とダイの大冒険のやつかな。ルーキーパスは実は買ってない。基本的に歩く人が得をして、歩かない俺みたいな在宅ウォーカー(意味不明)は有利にならないという仕組みはとても良いものだと思った。

ただ、ふくびきは渋すぎた。ほんとうに。

時間を取られる、それ以上に…

当たり前だけど、課金をあまりしないのであれば、時間と体力を費やすしかない。お土産とゴールドパスくらいしか課金してなかった俺が行き詰まるのはごく普通の事だね。ゴールドパスはいい仕組みだよね、歩くことへのお得感を高める課金システムは素晴らしいと思う。

ドラクエウォークは課金をしても時間と体力は取られる仕組みだ。歩く事はもちろんだけど、強くなるには四六時中ゲームに気を配って触らないといけない。スマホゲームはだいたいそういう形になっているから、ドラクエウォークだけの話じゃないけど。

課金してようがそうじゃなかろうが、時間は取られる。歩けば体力も使う。でもそれ以上に、脳のリソースを取られる。それが俺にとっては大きな損失だったかもしれない。いつもスマホを触って、バッテリーにも気を遣った。夏はスマホの熱にも気を遣ったりして。ゲームに費やした時間、体力、そして精神まで考えると、俺はドラクエウォークに相当な人生上の労力を使っていることに気づいたのだ。

人と交流しても…

ドラクエウォークをプレイしている人たちとTwitterとかで繋がってみた。だがしかし。モンハンとかドラクエ10とか他のゲームの時もそうなんだけど、同じプレイヤーとつながって仲良くしても、俺みたいなライト勢はガチ勢の進行度や話に全くついていけなくなっていくんだよね。そしてあまり発言しなくなる→寂しくなる。常にソロ、気持ちもソロだったわけだ。それでも3年も遊んでるんだから大したものだけど。 皆、俺よりも人生上の労力を費やしている。それぞれが楽しんでいるのだからそれでいいんだろうけど、俺の進み方とはずれが出てくるんだ、これは本当に何のゲームでもほとんどそうだ。ドラクエウォークが悪いわけじゃない。

楽しいのが一番!

どれもこれも、面白い、楽しいうちはいいんだよね。でも無理してまで続ける事は無い。ゲームは楽しいのが一番なんだ。少し寂しいけど、俺のドラクエウォークはここで終わりだ。 また気が向いたら遊ぶ、それくらいでいいんじゃないだろうか。