やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

ジジイが挨拶しない件

俺がよく歩いて通る地域は年配の男性がよく外にいる。通るたびに俺は挨拶をするのだが、挨拶をしない人が一定数いる。一定数というか、全員じゃないというだけで、大多数が挨拶しない。

こっちを見ても、声は出さずに、もしくは出してるのかもしれないが小さくて聞こえずに、こっちをジロジロ見てるだけなのである。口を開けて「あー」みたいな事を言う人もいるが「なんだこいつ」みたいな顔で大体のジジイは俺をよく見てる。俺みたいな男性は不審に見えるのかとも思ったが、毎日じゃないにせよ、もうここ通って9年目とかで、俺はジジイたちの顔を覚えてるのだが。通り過ぎてしばらくして振り返るとまだ見てる。

地域的な特性なのか、挨拶をする俺の属性なのか不明だが、挨拶が返ってこずにガッカリするのももう飽きた。見返りがないのが嫌なのではなく、交流が発生しなかった事に寂しさを覚えるのであって、似てるようだが俺の中ではこの2つには違いがあるのだ。俺が勝手に快楽を期待しているという点では変わりは無いのだが。

もちろん挨拶を返してくれる人たちも何人かいる。そういう人たちはやたらに根明に見えるのがまた不思議だ。違いは脳の反射速度にあるんだろうかと推測する。歳をとるとその差が明確に広がっているのかもしれない。衰えっぱなしの人は人の挨拶に対する反応すら遅くなって処理できていないとか。老人学的な学問もあるのだろうけど、調べてみるのも面白いかもしれない。

さわやかなジジイはちゃんと存在するが、希少種だ。できるなら俺も明るく挨拶するジジイになっていきたいものだ。