やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

時間の流れが一定だなんてわからない

藤子不二雄のSF短編集が好きで、兄が持ってた本だったが、子供の頃、よく読んでいた。どの話も好きだったが、老人2人が「光陰矢の如し」について語る話を覚えている。歳をとると時間の流れが早く感じるが、それは気のせいでなくて、実は本当に早くなっているとしたら?というのがその話の趣旨だ。早くなっていても誰も気づかないのだ。俺はその話はとても感心した。

俺はいつも思う。時間の流れは一定じゃなくて、脳の感じ方と言われればその通りなのかもしれないけれども、確かに時間が早く進んだように思う時はあって、ムラがある。「楽しいことをしている時は早くて、嫌な時間は遅く感じる」と言うけれど、俺は逆の時も感じる。嫌な時間が早い時もあるよ!

時間は波のようなものじゃないかと。潮の流れのように穏やかだったり速かったりするんじゃないだろうかって思ってる。場所によっても速かったり遅かったりするんじゃないだろうかって。

それを今はまだ観測できないから、本当のところはわからないけど、今のところ俺の世界観ではそうなっている。なんとか波乗りできないかなって思ってる。