やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

「ねえ、○○を始めたいんだけど。教えてよ」 「ん…。いくらで?」

「ねえ、○○を始めたいんだけど。教えてよ」
「ん…。いくらで?」

このやり取り、どう思いますか。


決しておかしくはありません。

人にものを教えるというのは大変なことです。
体力と時間を使う。お金や道具も必要なことが多い。根気が要ります。

だから、本格的に何かを学びたいと思う人は、「片手間でいいからタダで教わろう」なんて虫のいいことは考えてはだめです。

教えることを職業にしている人に、お金を払って、教わる。
それが一番の近道なのです。

物事には対価が必要です。

他人の労力を無料で求めるのは乞食のやることです。



教える人は、気安くタダで教えようなどと自分を安売りしてはいけません。

教わる人には、お金か、多大な労力を払う覚悟をしてもらわないといけないのです。そうでなければ、どうせ身にはつきません。

軽々しく「簡単です」「すぐできる」などと言ってはいけません。

本当は、あなたがやる程、他の人にとっては簡単ではないのです。
あなたは時間と労力をかけたから簡単にできるようになっているだけです。


…勘違いしないで欲しいのは、金銭のやり取り無しに何かを教えることが悪いと言っているわけではないということです。

金銭の授受が無くても、間接的、または心理的な対価をあなたが受け取っていて、あなたがそれに本当に納得しているのであれば、それは良い事です。

たとえばあなたの教えたい欲を満たし、同好の士ができるかもしれない。
教える事で評価が高まるかもしれない。
それは素晴らしい対価になるでしょう。

ただ、求められないのに教えるのはおよしなさい。
あなたは邪魔なだけです。