やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

義弟の結婚式に出席しました2

義弟は23歳なんです。
今時、結婚して父親になるには少し若い方かもしれません。

そんな義弟の結婚式に出席して、ある感想を持ちました。

この歳になると既に多くの結婚式に出席しているのですが、
今回の結婚式は、強く思ったことがあります。

それは「めちゃくちゃ王道」です。

神様に誓いを立てるのではなく、人前式と言って、
出席者の人達の前で誓を立てるっていう形らしいのですが、
変わっていたのは、そこだけでした。

とても基本(?)に忠実というか、
悪い言い方をしたら、よくあるありきたりな構成。
でも、そんなベタベタな式が、意外にもとても良かったので
とても嬉しかった。

先に和装の新郎出てきて、
同じく和装の花嫁が父親と出てきて…というよくある形から始まって。

人前式が執り行なわれて。
来賓の祝辞があって乾杯があって。

ちなみに、職場関係の人は、そんなにいませんでした。
社長さんと取引先の社長さんたち(といっても建築方面の関係なのでゴニョゴニョ…)

お色直しして二人とも洋風のドレス着てきてケーキ入刀とかして。
友人代表スピーチとか余興とかがあって。


この余興が何かと楽しかったんですけど、いいお友達を持ってるんだなと思ったりして。
繰り返しますが義弟は若いんです。
たぶんお友達もみんな若いと思うんですよね。

結婚式にたくさん出席した経験はそう無いと思うし。
だからこそ何かと熱心に余興もしてくれるのかなと思ったりして。

たぶん年齢を重ねるごとに、余興というものの関わり方も
少しずつ変わっていくと思うのです。それは、悪いことじゃない。

またお色直しでカクテルドレスに着替えて。
お色直しのたびに退席するのですが、お母さんやおばさんだったり
お姉さんたちだったり、関係の深い人と一緒に挨拶しながら退席して。
いいなーと思いました。

キャンドルサービスして、式はそろそろ終わりです。
両家の両親が並んで、花嫁が手紙を読み上げます。
泣けます。

僕にとっては義妹になる子ですが。
読み上げる前からもう号泣してます。
一言目の「だいすきなお父さんへ」の時点でもう読めなくなってます。
泣くの早すぎ。でももらい泣き。

お父さんも無表情で涙をこぼしています。うわーん。
最後に新郎が挨拶して。

万歳三唱があって。


なんというかヒネリが無いと言えばそうだし。
特に変わった事があった式ではなかったんです。
本当にオーソドックスな。

まさに王道。

でもね、よくあるのはやっぱりいい形式だからからかもしれません。
みんな「いい式だった」って口々に言ってたのはたぶん
お友達とかがたくさん盛り上げてくれたからだとも思うし、
お父さんお母さんや親戚のおじさんおばさんとか、来賓の人とかが話すたびに
二人の事がよくわかってくる感じが強かったから。
きっと、そういう雰囲気をよく出せる形なんでしょう。

でも、皆同じ形にすれば絶対イイとも限らないけど。
やっぱり、人柄は大事ですね。


そんなこんなで。
とても普通の式だったはずなのに、
素直にいい式だったと思えた義弟の結婚式でした。

これからが大事だよ。
挨拶を欠かさずね。

友人代表スピーチの途中で、列席していない職場の人やお友達が
おめでとうのメッセージを書いて持ってる写真が音楽と一緒に流れるシーンとか
とても楽しそうでしたよ。

人って大事だ。