遊びに行こうと誘ってくれる友人はとても有難いものだ。
でも俺が遊びに行こうと誘う友人たちはそうは思っていないようだ。彼らはひょっとしたら俺が誘わなくても他に誘われて誘われてたまらないのかもしれないが。
思えば俺はいままで誘ってばかりで誘われた事がとても少ない気がする。ドライブに行こう、カラオケに行こう、飲み会しよう、合コンしよう、遊びは誘う方だった。でも彼らはたぶん俺から連絡取らなかったら、何気ない事で俺に連絡はしないと思う。ずっと縁が切れたままだ。というか、そうやって意識して連絡しなかったら本当に何年も何もない元友人が何人かいる。俺が友人だと思っていた人たちだ。むしろ、ひょっとしたら、彼らは俺の事を、昔は誘ってくれたのに最近は冷たくなったとか言って怒ってるかもわからない。
昔は俺が好きで誘っていたわけだからそれは別にいいんだ。あっちから誘ってこなければ友人じゃないなんていうつもりでもない。ただ俺の価値ってなんだったんだろうなあとも思うし、元友人たちってそうやってどんどん人間関係を減らしていってるのかなあとも思う。たぶん俺の考えすぎだが。友情というのは難しいものだ。
こんな事書いてるが、もちろん誘ってもらったこともたくさん覚えている。決して俺ばかり誰かに友情を注いでいたわけじゃない。今も誘ってくれる人がいる。本当にありがたいし、感謝しまくって極力乗ることにしている。
