俺のいいところは誰かのいいところの真似であるという自覚がある。いろんな人と話したり交流してきた中で、嬉しかったり、笑ったり、良い印象が残ったことの真似をしているのだ。俺は意外と人真似が得意なので、口調や仕草を真似できる。今でもその「真似」をしているときは「誰々のイメージ」と個人個人のその場面をを思い出しながらやっている事があるくらいだ。思い出しながらやっているということは、その誰かのいいところは俺にとってまだ人真似で、俺の中で血肉化（ケツニクカ）されていないということかもしれない。俺自身のものになっていないということだろう。
一方、俺の悪いところはどうだろう。他人の悪いところをあえて真似する理由は無い。少なくとも俺がみて印象が悪かったことを自分がするはずはないのである。ということは、俺の悪いところは全部俺自身の怠惰からくるものだということになる。完全に俺自身のものである。これは言い訳ができない。
俺はもっと他人から学ばないといけない。他人のいいところを、味わうだけじゃなく自分もどこかでしないといけない。成長しないといけない。悪いところを放置しない方がいい。
