やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

猫ブームはゆっくり終わる

俺はこの15年、猫が好きだった。しかしこここ最近、急速に熱が冷めている。

 

猫を飼うと良いことは多いよね。笑いが増えたもの。心にとてもよいと思った。ペットは全般よい。

 

何年か前に引っ越してから猫を飼おう飼おうと思っていたのだが、家族がゴチャゴチャ言うものだから踏み切れなかった。でももういい。以前飼った猫たちは急な事情で飼わざるを得なくなったんだ。可愛かった。可愛がった。あの子たちが最後でいい。とにかく冷めた。家族も驚く変わりようだ。自分もびっくりだ。

 

当たり前だが猫は言うことを聞かない。それがいいという人もいるが、俺には受け入れる余裕が無いみたい。そもそも俺はよく考えたら動物全般そんなに好きじゃない。特に猿と鳩は大嫌いだ。猫はまだ共存しやすい方だけど、基本的に心通わせられないものは尊敬できないし情が湧かない。人間相手ですらそうだというのに、いわんやケダモノをや。

 

それに猫は家へのダメージが大きい。歳をとった猫は大丈夫だけど、若い猫は厳しい。性格によるところも大きいけどね。登れるところは全部登る。落とせるものは全部落とす。爪が刺さるところは全部削る。漁れるものはお金と心と収納スペースに余裕がないといけない。全部無い。それに噛む。ひっかく。それも気まぐれ。理解してあげないといけない。ちょっと無理だ。

 

ペットの飼育数として犬を超えて今は猫が一番多いのだとか聞いた。猫は環境さえ整えれば飼いやすい。割と放置でも大丈夫だ。逆に犬の飼い方は昔と違っているように思う。外の犬小屋に飼う家は少なくなって、室内飼いが多いように思う。昔は確かに軒先に犬が多かった。よく吠えられたし、遠吠えも、毎晩聞いてた。放し飼いも多かった。噛まれたこともある。昔は適当だったんだろう。だから犬が飼いやすいように錯覚してた。今は違うんだ。でも犬はまた飼いたいなとも思う。

 

猫の飼育数はこのまま増えることはないと思う。あの俺が冷めたんだもの。ゆっくりじっくり減っていって、昭和の頃に戻るね。