やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

LINEへの愛。そして憎 その2(どうでもいい弱点編)

前回はLINEのポジティブ面について書いた。

LINEを再開したのは熊本地震がきっかけだった。あれを見た時に「友人知人や職場の人とちゃんと連絡を取れるようにしておいた方がいいな」と、強く感じた。だからLINEに登録したし、連絡先の自動追加については許可して、ノーガード戦法で追加し追加される状態をしばらく続けた。現在は自動追加はオフにしているが。

あれから大きな災害は身近にはそんなに無い。あったとしてもLINEが役に立つように連絡体制を整えたかというと、ちょっと違う気もする。自分の心の緩みなのかもしれない。LINEの使用に対しては人によって温度差があるのだ。心を一つにすることはできない。

そんなLINEについては世間的に様々な問題が指摘されてきたが、まず俺にとってはどうでもいいところから挙げてみようと思う。

アカウント乗っ取りガー

俺の友人もアカウントを乗っ取られて、コンビニでプリペイドを買ってくるようにメッセージが飛んできたことがある。だが、随分前だ。次々と対策は取られているし、手法は様々だが今ではなかなかできなくなっている。

青少年の保護ガー

青少年が犯罪に巻き込まれる、その繋がる手段としてLINEはよく使用されて問題になってきた。これに関してはLINEはちゃんと啓蒙活動をしている。それに厳密に言うと本質的にはLINEの問題ではないし、LINEだけの問題でもないので責めるところは無い。

電話帳をアップロードするのは危ない

WhatsAppやsignalなどの「MMSでなくSMSの代わり」に使われるアプリもスマホ本体の連絡先を同期しているが、LINEほど忌避感は無いようだ。それらと比べてLINEは「選択的に情報を差し出す作業」をしているように感じるかもしれない。それは連絡先とは別に「友だちリスト」があるからだろうと思う。

マルチアカウントでないし、マルチデバイス対応でもない

LINEは一つの端末と結びつきすぎていて、使い勝手が悪い。これにはいい面と悪い面がある。今は少し勉強をしたからLINEがマルチアカウントでないこと、そしてマルチデバイスでないことの理由も少しはわかる。しかし利便性は大きく損なわれているなあとハングアウトの便利さを味わいつつ最初は思っていた。今は納得しているので不便と思いつつも認めている。

バックアップは改善されてきた?

マルチデバイスでないことと密接に関係しているが、データのバックアップについては面倒だと思っていた。機種変更のたびに妙な手順を踏まないと簡単に移行できないのは本当に不満だったが、今ではこれも納得している部分がある。むしろよく考えられている方なのかも。

音声通話の音質・ビデオ通話の画質が悪…かった。

何年も前の話だが、友人と色々な無料通話サービスの音質を試したことがあった。LINEはその中で明確に一番音質が悪かった。しかし音質は今は改善されていると思う。クリアーで悪くない。だから今ではネガティブには考えていない。同じく一番画質が悪かったビデオ通話はまだわからない。

グループチャットの管理者の不在と無秩序

LINEのグループチャットは使いにくい。これは小さいコミュニティ、もしくはごく一時的な繋がりでないとなかなか活用することは難しいと思う。しかしこれはLINEに限らず多くのメッセージアプリでも同じことなのだ。コミュニティの強化はSNSにとって大事な事だ。オープンチャットの仕様はまあまあいいと思う。機能はもっとあっていいと思うけど、それは無いものねだりだ。
ちなみに、しっかりしたグループチャットをしたい時は俺はDiscordを使う。今も使ってる。

どうていい事はこんなものだろうと思う。次回ははいよいよネガティブ面について書く。