何ヶ月か前「そろそろ新型が出るだろうから、出たら考える」とか言っていた現代のワードプロセッサーだ。
率直に言って機能よりも価格の高さに目がいく。でも仕方ないかもしれない、この物価高だ。6年前と同じ価格でというわけにはいかないんだろう。しかしこの価格だったらiPhoneで使える高機能キーボードをたくさん買って自分の行く先々に置いておけばいいんじゃないかと思ってしまう。
それ以上の価値がこのDM250にあるんだろうか。
何よりの特徴は文字を書くしかできないことだろうが。どれだけ集中できるだろう？否、集中を阻害する要因をどれだけ排除できるだろう？前回も書いたが、集中に入り込む精神世界をまた味わいたい。ポメラでそれができるような予感はする。
だがしかし、現在の環境では絶対にそれを味わえないのだろうか？現在、それがなかなか無いのは道具のせいというより時間に追われる生活スタイルのせいだと思う。時間がある時は文章を書くことにどっぷり集中できているような気もする。今はiPadもしくはiPhoneと、ロジクールK780というキーボードで書いている。書いているアプリはDrafts5だ。Drafts5で文章を書いている時に他のアプリを見たくなるだろうか？正直、Macはあるけど。iPadやiPhoneのアプリは全画面が基本だし、結構集中できている気がする。
K780はとても高級な部類のキーボードじゃないけど安物じゃない。これの打鍵感はとても気に入っている。RealForceも持っているけど、それと比べると浅いしゴムゴムしい感じだけど、優しくて俺は好き。めちゃくちゃ高速で打ち切るタイプのキーボードではないけど、気づけば二つ目を買って職場に持ち込んで使っているくらいだ。変換も単語登録をしまくったせいか、今ではそんなに不自由しない。予測変換が出る前からキーボードはたくさん叩いていたから、最新の変換には対してこだわりはないし。
時間に追われているのは俺の課題だ。それともう一つ、集中する場所が無い。書斎が欲しい。自分だけのスペースが欲しい。もうウンザリなんだ、考え事もできないのは。この根本的な部分を治さないとポメラを迎えても結局俺は集中して文章を書くことができないんじゃないだろうかと自分を疑ってしまうのだ…。
とか言っているが、3万円前後だったらもう注文してただろうな。
