やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

無愛想だけどいい人

ドラマで職人が出てくると、無口で、頑固で、無愛想に描かれることが多いよね。だけど腕は良くて、根っこでは優しい人のことがほとんどだ。職人がみんな気難しいわけじゃないだろうけど、いつもニコニコで喋りまくる職人だとドラマが起きにくいのも確かだろう。

職人の世界は腕が大事なんだろうと思う。どんないい人でも腕がないと信用されないもんね。社交性が全く必要ないわけじゃないだろうけど、腕がないと始まらない。でも、じゃあ腕が良ければ無愛想でいいのかって言ったら、それもちょっと違うんじゃないかな。

実は取引業者(やや語弊。でも曖昧にしておく)に、「無愛想な職人」がいる。技術職だが、これが気難しいというか笑わないというか人に厳しいというか怖く強くあたりが強い人物だ。本職の腕はいいのかもしれないけど、実際にそういう人物を見て好感を抱くかと言うと、決してそうじゃない、むしろ嫌いだ。

例えば同じ腕の人が2人いたら、愛想がいい人を選ぶに決まってんじゃん。やっぱり笑顔や愛想は大事だよ。職人としての腕は一流でも、社会人としては二流かな…。というか何か欠落してる気がする。取引切りたい。

俺は「無愛想だけど実はいい人」というのはアテにしない。実はいい人って何?無愛想は仮の姿なわけじゃないよね。無愛想がその人の姿だよ。内面を知るまでに手間と時間をかけないといけないの?そんなにしてまで交流してあげるほど俺は暇じゃないな。

仏頂面の人と笑顔の人と、どっちが世の中を明るくしてるんだよ。どっちが人の心を救ってるの。仏頂面は逆にストレス発生させてるよね。あんまりお近づきになりたくないな。

俺ももっと笑顔でいたいものだなあ。