やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

ドラマ「アトムの童(こ)」第4話、第5話、第6話

前回の感想

yamakai.hatenablog.jp

このドラマ面白いよ、細かいところを全く気にしなければ。でもあまり解像度を上げて観てはいけないドラマと思う。いやストーリーは面白い。毎回ダイナミックな展開の連続で全く飽きない。かなり面白いと思うのです。話の面白さについては色んなところで十分語られてると思うけど、確かに面白い、展開は問題ないと思うのです。しかし前回も書いた通り、大筋を支えるディテールが甘すぎる。

「アトムワールド」の売り込みに苦労するシーン

那由他と隼人も営業頑張るけど、それくらいの方策は開発してる一年の間に他の社員がやり尽くしてないといけないんじゃないの?ゲームが完成してから売り出し先を考えるとか。まあ、期待してた販売サイトがダメで自社サイトでの販売になったからという事情はあるけど、それにしても無策すぎる。開発の2人はもう次回作に取り掛かってないといけないよ。

アトム玩具がサガスに買収される流れ

こんなのあり得えますかね。法的手続きの瑕疵については門外漢なので触れませんが、ドラマの展開としてのリアルさに疑問が。理不尽で辛い展開の演出なのはわかるんだけど、そもそもいきなり来て社内の全てを回収するのがありえないよ。いや銀行やサガスがそういう方針だったらあり得るかもしれないけど、普通はとりあえず書類だよね。んでもって人を追い出せばモノは後からゆっくり再編できるはずよね。社内の環境も含めての資産だと俺なら考えるんだけど、いきなりそれを減らすような差し押さえの仕方、無能すぎるよ。

興津社長無能伝説

前回の感想にも書いたけど、サガスのやり方は無駄で非効率で、馬鹿丸出しすぎる。結局、散々やりとりしといて「アトムワールド」一作を入手して終わりじゃん。アトム社員の面子をもっと大切にしていたら金の卵をどんどん産み落としてたはずなのに、この社長は投資についてどうお考えなんでしょうかね。SNSで悪評バリバリ出るようなやり方するあたりリスク管理もガバガバですわ。

小学生向けゲームについて

1人の子供のために作ったにしてはあまりに贅沢な作り、すごすぎる。のちにプロジェクト的になったにしても目的とリソースのバランスが狂ってると率直に思った。結局、売れたにせよ、それは結果そうなっただけで偶然だよなあ。いや話の肝はそこじゃないのはわかってる、わかってるよ?ゲーム全否定のステレオタイプママ(このママの姿もステレオタイプだ)

もっと話に入り込みたい

登場人物には感情移入してしまうね、演技くささがなくて、話に入り込んじゃうドラマと思う。俳優さんってすげえ、ほんとにこういう人がいるみたいに思えるもん、レベル高い。それだけに「いや現実そんなのあり得ないだろ…」という部分が目についてしまうのが残念です。でも、胸糞展開から少しスカッとする展開になってきたから、次回も楽しみです。期待してます。