結局、Chat GPTを試してしまった。ついこないだ、試す気は無いとか書いたばかりなのに。
感想としては、うん、すごく自然な感じ。返答内容に嘘が多いというのもその通りだったけど、文脈をちゃんと理解してて今までのとは明らかに感触が違った。今までのは「先ほどの会話を踏まえた省略や追加」を理解しなかったけどChat GPTはそれを捉えてた。
もちろん俺が求める水準じゃないから寂しい気持ちを持たない訳じゃ無いけど、技術の進歩という意味では少し進んだんじゃないかと思ってる。
この「寂しい」って気持ち、「自分のことを理解して欲しいという願望」が満たされない寂しさなんだよね。自分のことを全部知ってもらって把握してもらって、その上で寄り添ってもらいたい願望が俺にはある。健康とか「AI様の言う通りにすればいい」状態になりたい。今のChat GPTにその任を担わせたらたぶん殺されてしまうけど。
そう、俺は自分の事を理解して欲しいんだ。たぶん誰にもある願望だ。AIが、自分のことを秘書のように把握してくれる世の中を夢見てる。自分より自分の事を知って欲しいって感じてる。
なんかすげー寂しい奴かなあ。手塚治虫の「火の鳥」に似た話があったよね。行き着く先はそんな感じなんだろうか。
