やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

ジャンプ感想【2010年12号】

毎週読ませてもらってる週刊少年ジャンプの感想でも

先週号の感想はこちら

◯今週から新連載「LOCK ON!」がスタートしました。

◯「新世紀アイドル伝説 彼方セブンチェンジ」が連載終了をしました。

◯「BLEACH」が休載でした。

今週のジャンプは、あまりパワーを感じなかったというか

全体的にそれほど面白い展開じゃなかったというか。

2010年12号

表紙:新連載「LOCK ON!」土田健太

巻頭カラー:新連載「LOCK ON!」土田健太

センターカラー:「ぬらりひょんの孫」椎橋寛

センターカラー:「黒子のバスケ藤巻忠俊

表紙

この記事で感想書いてる作品

新連載「LOCK ON!」土田健太

ONE PIECE尾田栄一郎

黒子のバスケ藤巻忠俊

バクマン。大場つぐみ小畑健

HUNTER×HUNTER冨樫義博

ネタバレ含むため

感想は↓から

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新連載【LOCK ON!】

赤マルだかSQだか本誌だか忘れたけど読切で見た作品。

だいたい読切と似た第一話。

記憶をもとに挙げる読切との違い。

・真田の性格が少しエロくなっている。でもキャラは強くなったと思う。

・雪はあまり本筋に絡まず、あくまでニコが中心になっている。

・クライマックスのケンカのシーンの描写がちょっと上手になっている。

読み切り版の手抜きっぷり…いや、画力不足っぷりはひどいもんがありました。

・最後に真田が殴る相手は通りすがりのヤンキー(知り合いの先輩とかではない)

・主人公のシャッターアイに関する詳しい説明は出ない(第二話以降と思われる)

こんなもんかな。あくまで記憶なので!

ストーリーについてまずツッコミたいのは

有名なプロカメラマンがそもそもなんで高校に通う必要があるのかということ。

えー少年漫画に細かいこと求めるなよという異論は受け付けます。

どうして転校してきたんだか。お約束的展開に甘んじている。いい加減。

人並みの青春生活を送りたかった?

それともモデル探し?

どうせそこらへんは語られることは無いと思いますが、

リアリティの無さを感じます。

まあ、大会社の若い外国人社長が日本の中学校に転校してくるとかいう

ご都合主義爆発の某少女漫画よりはずっとマシですけど!

しかし、主人公・真田のキャラクターはなかなか良いものがあります!

さなだ

ここまで突き抜けてると清々しい。

この強烈なキャラクターで作品が引き締まる!

この主人公の素晴らしいところは、実力がある、それだけではなく

自分のやりたい事をしっかりと認識していて、それに向かう姿勢です。

ブレない。これ、安心。

ところで気になる描写↓

ん…?

↑何がどうダメな発言なのか全くわかりませんが?

その衝動を良い方向(自分の仕事)に昇華しているって

立派だと思いますよ?

金銭欲、性欲を隠さないのも、美徳美徳とか言いながら表に出さない

能面みたいな日本人たちよりずっといいと思いますがどうでしょうか?

少なくとも少年ジャンプの主人公としては花マルですよ!?

それをお前ら「ダメな人間」て。おまえらお金嫌いか?

おまえら女嫌いなのか?(あ、女子もいるけど)

大好きに決まっているだろうが。

素晴らしい考え方じゃないか

まあ、ここはギャグシーンだし、漫画の描写としてキャラを立たせるために

周りの人にそう思わせる部分だということはわかってるんですよ。

わかってるけど、子供たちが読む漫画だというのに、少年からチンコ切り取るような

萎え萎えの表現を使うのは許せない

テストステロン少なすぎだろう常識的に考えて。

色々書きましたが、応援してます。

どう話が膨らんでいくのか、楽しみっ!

…なんかもう、自分はジャンプに向かない気がしてきた。

ONE PIECE

もう完全にルフィは戦線離脱の巻

本気で危ないと思う。

なんかガクガクしてましたよ!?

喪失感。これはハンパないなー。うわーん。

怒りまくる「白ひげ」

能力的に誰が誰に強いってのはあるんでしょうが…白ひげ強し。

白ひげ 強し!

ところでこの海軍本部での戦いって、

誰と誰がどう戦って、いつの間にその戦いが終わってるのかわかりませんね。

入り乱れてるってことなんでしょうが…。

とりあえず今週、ドフラミンゴは高みの見物してるってことと、

どうやらハンコックは「白ひげ海賊団」側にいて、離脱したらしいということが

わかります。

他に誰がどこで何してるんだか

↑たぶんコレ、離脱してるんですよね?

ルフィのもとに駆けつけようとしている、とも見えます。

たった一コマですけど。いっぱい意味が詰まってる!

黒子のバスケ

長年ジャンプを読んできて思うんです。

ジャンプヒロインの料理は美味しくてはならないという鉄則があると。

今回の黒子は、その超王道でした。気持ちいいくらいに王道。素晴らしい。

女子の料理の王道

リコ監督の料理が、美味しいはずが無い。

日向や木吉の行動、かっこいい!

これって、キャラクターがしっかりしているから、

「こいつならこういう場面ではこう行動するだろう」って

勝手にキャラが動いたかのようなシーンです。

イベリコパンや焼肉を食べた回も思ったけど、「黒子のバスケ」は

たまにベッタベタなエピソードが入りますよね。

いかにも「黒子」らしい

↑いかにもリコ監督っぽいオチ! キャラ活かしてるなあ。感心です。

ところで何気ないし、大して関係ないかもですが、

「武田先生」って、誰だっけ?

うーん。スミマセン単行本まだ買ってないしジャンプ本誌もマメに縛ってるせいで

全て記憶なのですが、そんな先生出てきてたっけ。忘れました(笑)

だ、誰…

リコの料理についてバスケ部全員が話すために、リコが席を外すシーン。

特に意味は無いかっ。

バクマン。

サイコーとシュージンが「タント」の掲載までやきもきする背景をバックに

・新年会終わり→服部とエイジの会話

・平丸と吉田の会話

・静河と山久の会話

この三つが展開される今週。

新妻エイジって本当に頭いいんですねえ。

今週の、服部との会話はシビれました。

だいたいテキストが頭いい漫画って面白いですよね。

バクマンはちょっと省略が多すぎると思うけど。

アニメ化にも色々あるんですねえ。

深夜枠って、自分と知らない世界で始まって終わるイメージ。

実際に深夜に見たことも最近は全くないし、録画もしないし

そもそも放映時間を気にしないし…。

・・・。

ジャンプを読んでると「くそっジャンプの編集ってバカが多いな」と思う時が

失礼ながら多々あるんですが、バクマンに登場するオリジナル登場人物は

なかなか奮闘していると思います。

山久なんか、凄いですよね。

こいつも新妻エイジと一緒で、その場その場で都合のいい存在になってる気がするけど

シュージンが言う通り、「やり手」です。

静河くんとのやり取りとか素晴らしいと思いますよ。「焦るな」ってとことか。

そこで「できる、やろう」と言うのではなく、敢えて怒らせる、プライドを刺激する、

そうしてやる気を起こさせるというのは、間違えていないです。感心です。

内的動因を強化させてますね。

もちろん、軋轢が起こりますけど、それを恐れてはいけない。

本当にこええw

↑怖すぎる!!(笑)

素晴らしい小畑先生の画力………。

がんばれ山久!

HUNTER×HUNTER

画像無いです。すみません。

あんまり本編と関係ない感想なので(関係ない感想多すぎ…………)

人類は種の頂点か?

Yes、現状、現実この世の中ではそう言わざるを得ない。

今回「HUNTER×HUNTER」で、人類最強と蟻最強の決着がつきました。

人類最強は、人類の中の一個体だが、

蟻最強(王)は、蟻という種族が全てをかけてその最強の王のために力を注いだ

その結集だとか言うんです。ふむ。

種族として明らかに上位である種がいるのであれば、

人類が支配されるのも必然でありましょう。

人類至上主義というのもおかしな話だし。

しかし、思うんです。

スター・ウォーズとかでもいろんな種族がいるけど、

知性は、高いものでも人類と同等なんですよね。

ある程度以上の知性を持ったらコミュニケーションが取れます。

コミュニケーションが取れるところには、種を問わず愛が生まれると思うんです。

そして種族交配が進む。

…そう思いません?

今週の「HUNTER×HUNTER」読んで思ったのは、そんな妄想です。

バカじゃないのちゃんと漫画読めよ>俺