人は何かのファンになりたい。 俺も何かのファンになりたい。何かを好きになりたいんだ。
「○○が好きな自分」というアイデンティティが欲しいというのも少しはあるけれど、それよりは、何かに愛情を注いで生きたい、何かに情熱を注いで生きたいと思っている。今時はそれを「推し活」と呼ぶらしい。なるほど推し活とは人生に活力をもたらすものだろうと思う。
でも恋と同じように、無理に何かを好きになることはできない。 だから俺は、ちょっとでも、ほんのちょっとでも「いいな」と思ったものを拾い上げるようにしたいと思う。ブックマークしたり、保存したり、フォローしたり、できる行動は様々だけど。「いいな」と思ったものを忘れずに、たくさん触れる生活をしてみると、楽しい世界が開けるような気がする。