深夜のラジオ番組は昔ほど自由なことは言えないらしい。夜の時間だけリアルタイムにこっそり話せてたことが、今はタイムフリーに聞くことができるし、内容も晒されて検証される時代なのだ。
最近、マッサージフリークスというゲームが発売延期になったという話がゲームニュースの一部を賑やかした。正直、マニアックなジャンルのゲームで、明らかに万人のために作られたものじゃない。好きな人が楽しめばいいタイプの作品だ。
それを興味も買う気もない人たちが晒しては叩いて吊し上げて抗議の声が出て、発売延期となった、ように見える。「そういうのが好きな人たちもいる」って放っておくことはできないんだろうか。
また、価値観の均一化を感じた。 これは大変怖いことだ。現代社会は一方では多様性を唱えつつも、他方では一つの価値観を押し付ける側面がある。
自分が気にいるか気に入らないかってことだよね、結局。