やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

価値観の均一化がこわーい 3

常識とは「ある一定期間、ある一定地域、ある一定の集団においてのみ通用する暗黙の了解」である。砕いて言うと「その場における空気」と言っていいかもしれない。

つまり「ある一定期間」でないと通用しないし、「ある一定地域」でないと通用しない、もちろん、その一定期間その一定地域においても「ある一定の集団」以外では通用しない。こうなると、常識というものは流動的なもので、とても普遍的な存在ではないな。

自分と違う常識を全部把握する必要があるわけじゃないけど、「自分と違う常識があるんだ」ということだけでも知っていると世の中の捉え方が違うかもしれない。自分が属する集団以外の存在を意識するってことだね。あとは必要に応じて個別に違う常識を学べばいいんじゃないかな。

自分と違う常識の存在を意識してないと偏屈になるし、コミュニケーションにも難が出るものだと思ってる。

多様性が叫ばれてる。
自分と違う価値観の存在を認めるのはいいことだけど、自分と違う価値観を理解しろってのはちょっと違う気がするんだけど、それを違うと思わない人たちは結構いるようだよ。理解できなくても棲み分ける事はできるんだよ。なんで価値観を均一化しようとするかな。それは多様性じゃないよ。

怖い世の中だ。違う常識を潰して大きな常識に塗り替えようとしてる。正直、すごくつまらない。インターネットというより、スマホが普及してからそういう流れは加速して、正直どこにどう流れ着くかわからないよ。バカにインターネットを与えたらどうなるかといういい例が一つできてる感じだね。