やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

JCB THE CLASS(ザ・クラス)までの歩み

今日、JCB THE CLASSが来ました。

クレジットカードです。黒い。このカードは日本のJCBさんのカードなのですが、一定の基準があって、JCBさん側から招待を受けないと申し込みができないカードです。

薄い箱がオシャレでした。
それなりに欲しいと思っていたカードなので嬉しいです。 うん、嬉しさは勿論あるんですが、同時に「俺なんかでも作れちゃうんだ、このカード、大したことないカードなんだ…」という失望と幻滅もあります。

20代半ばくらいの頃、クレジットカードに興味を持って色々調べたり作ったりしました。マニアだったと言っていい。クレジットカードのマニアは今も昔も結構多いと思いますよ、決して珍しくない。
その頃に「THE CLASSはかっこいいな!欲しいな!」と思ったものです。

欲しいと思ったのは3つの理由からでした。

1 券面がかっこいい
2 ステータスを感じる
3 裕福の象徴である

このカードにどういう特典があるからとか全部無視で、この3つだけです。3は、お金にいつも困っていたので、このカードを作れる頃には経済的困窮から脱出しているだろうという希望を持ったんです。

ただ、当時の自分にとってはかなり遠いカードでした。そもそも20代は作れない(申込できない)カードということもあり、欲しいと思いつつも漠然とした存在のままでした(本当は欲しいなら具体的に考えるべきなのですが)そのうち熱は落ち着いて、クレジットカードは、生活に即したボチボチなものになっていきました。

THE CLASSが来た今、その気持ちは、どうなった?

1 券面はかっこいいか

カードフェイスがカッコ悪いカードは、使いたくないのです。どうせなら1番気に入った1番好きなカード使いたいと思いません? THE CLASSはその資格があるカッコよさだと思いました。現在の券面はだいぶ当時よりシンプルになりましたが、依然としてカッコ良さは感じます。ゴールドのペガサス…んん、何かを連想する。

上:プラチナ 下:THE CLASS
気に入らないものは使いたくない、心ときめく、テンションが上がるアイテムを使いたいという意味では、THE CLASSは俺にとって、とても良いものです。

2 ステータスを感じるか

感じません。どうもJCBさんは今年、滅多矢鱈インビテーション(招待)を送った節があります。
「アカンTHE CLASSの解約率が高いな…。せや!会員増やしちゃえば、残る人も増えるやないか。解約する人はどんどん解約するんだから平気平気、ガンガン招待したればいいんや」
そんな声が聞こえるかのようです。妄想ですが。

冒頭にも書きましたが「俺でも作れちゃうんだ…」というのが率直なところ。誰でも持てるカードにステータスは感じません。
もっと、もっと苦労して入手したかった。こういうのは、難度が高かった方が忠誠心が高まるものです。学校の入試も、就職試験もそうです。簡単だとダメなんです。

あと他人に対する自慢になりません。以前書いたように、俺は周囲の人に自分の保有カードを教えたり示したことがありません。自己満足の世界なのです。 そもそも、たぶん周囲の人はこのカードのこと知らないと思われます。マニアには常識でも一般の人たちにとってはクレジットカードの種類は興味が薄いものです。「楽天カードがオトクなんでしょう?」くらいの勢いです。

でもまあ、お高い年会費を払ううちは人に見せるようにしようかな、カードフェイスのかっこよさだけでも。

3 経済的困窮の脱出の象徴になっているか

そもそも困窮から脱出できてません。俺は今もお金に困っています。だからTHE CLASSの招待を見た時、ぜんぜん心の準備が無かったから驚いた。

流石に20代〜30代半ばまでの貧乏ぶりは流石に解消されたとは思います。でも、裕福かというと全然で、まさに「カタログに載ってるような服や車や暮らしを手に入れるのは大変だから」って歌詞の通りです(河口恭吾)何をするにもお金お金…めちゃくちゃ大変です。学費怖い。資産も無いです。どうなっちゃうんだろ。

THE CLASS取得までに何をした?

以前の記事にも書きましたが…正直、THE CLASS取得のためにお金を使ってないんです。現金で払う運命だったお金をカードに切り替えた、本当にそれだけです。

7〜8年前、一般カードを作りました。ほらポイントとか損得が嫌になって、一枚を愛用して使いたくなった時期です。「サムライカード、世界へ」も読みましたよ。
使って何年かすると(期間曖昧)ゴールドカードの案内が来たので切り替えました。決済額は年間100万くらい。

また何年かすると(期間曖昧)ゴールドプレミアの招待が来たので切り替えました。この頃には年間120万くらいの決済でした。ゴールドプレミアの年会費1万円維持には年間決済100万円以上が必要でしたが、毎年焦らず達成できてたと思う。

そして今年(今年ですよ!?2022年ですよ!)プラチナの案内が来たので切り替えました。その前年(2021年)170万くらい決済したと思います。過去最高です。

そして先日、THE CLASSの招待が来ました。こうして見ると全部案内だの招待が来て、その案内のまま申し込んでるな
しかし何かおかしいですね。俺の認識では、JCBプラチナで3年くらい決済額200万以上じゃないとTHE CLASSの招待は来ないと考えていたからです。実際そうだったはず。

でも招待が来た。しかもプラチナ使用から一年未満で来た。これは流石に招待の基準が下がっていると感じざるを得ない。THE CLASSは「安いカード」に成り下がってしまったと思うんです。
ちなみに2022年は初めて決済200万を超えました。220か230かな。過去最高更新です。

何が良かった?

特別、高額な決済はしていないのです。旅行とかもいかないです。俺はツーリング行ってもコンビニでサラダチキン買って食べて食事を済ませてるような奴ですよ。たぶん今年いちばんの贅沢はPS5の購入です。ゴーストオブツシマ難しい。あ、いや家電を買った。13万くらい。

ただ、それまでカード払いじゃなかった固定費もカードに切り替えたのが心当たりといえば心当たり。大きいのは自動車保険でしょうか。新聞の支払いも、面倒だったけどカードにしました。

それと妻が家族カードで食材とかをカード決済した回数が増えたかもしれません。
現金やポイントの方が安い時は普通にそっちで払ってるのですが、現金が無い時に時間外の手数料を払う手間と金額を天秤にかけてカードで払う事がありました。
還元率とかオトク度は度外視して使っていいよって言ってあったんです。
あと増えた支払いは子供の塾とかかな…。

つまり属性も決済金額も低い俺にTHE CLASSが来た理由は安定した決済回数、ほぼこれだけでしょう。

THE CLASSは使い続ける?

年会費高すぎます。まあ、色々折り合いをつけて1年間は使いますが…。継続使用を悩む人は多いのかなあと思わせる絶妙な存在になってますね。

クレジットカードは3枚体制を維持です。 - JCB(THE CLASS)
- VISA(ANA三井住友)
- ロードサービス用カード(ブリヂストンカーライフサポートカードJACCS JCB)

ブリヂストンカードは運転時のお守りなので(初期の年会費永年無料時代に作ったのです)普段使いは実質的にJCBメイン、JCBが使えないお店用の保険にVISAの2枚体制ですね。
クレジットカードなんてそれくらいでいいんじゃないかな。かつてのクレカマニアとは思えない発言ですが(笑)

www.yajiro.net

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