やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

映画「少林サッカー」観たぜ。

DVDレンタルで観ました

以前観たことがあったのだけれど、機会があって観ることになった。既に懐かしい映画だ。「少林サッカー」この映画が先かイナズマイレブンが先かわからないが(たぶん映画が先)この超能力サッカーはなかなかの見どころ。

暴力描写はちょっと理不尽

昔の中国(香港映画です)が舞台だからいろいろと当時の世相を考慮に入れて観る必要があるかもしれない。コメディ映画にリアリティを求めるのもなんなんだが。この映画は暴力描写がとても多い。普通ならありえない展開なのです。いや、細かいこと気にしたら楽しめないんだけど、理不尽な暴力シーンはちょっと何だかなあと思ったです。ショーが気に入らないからって出演者をリンチする客とかいるかあ?覚醒前の少林チームがボコボコにされるシーンも、ハンマー振り回してるんだけど。

女心に優しくなくてモヤモヤする

シンはとてもいい奴だし、ムイがシンを好きになるのはわかるけど、ちょっと女性に対して(女心を全く考慮に入れない、と表現した方が正確かもしれない)ひどい言動多かったかな。直してくれた靴のことや、ちょっとハズれてるオシャレのことやら、心が痛かったのです。兄弟弟子たちも含めて、ちょっと言葉が酷いと思ったな。でも「火星に帰れ、地球は危険だ」はちょっと笑った。ムイはただ傷ついたままなのにシンたちを助けにきたの健気すぎる。シンの無神経に対しては何も改善は描かれてないわけだが、最終的にはカップルになったのだから結果オーライということでいいのかもしれない。

サッカーのセオリーを無視しすぎ(だがそれがいい)

考えてはいけない。ただ感じなければいけないんだ。ドラマのためには、敵がキーパーをボールでボコボコにしてるのをただ味方が見てるだけなのも、さっさとゴールにボールを蹴り出せばいいのに結局入れてないのも、ツッコミを入れてはいけない。つーかほんと暴力描写多いよ…イナズマイレブンなんてめじゃないくらい。

コメディだから深く考えては負けだ

ありえない、おかしなシーンを見ては「なんでやねんwww」とツッコミを入れる映画という認識で間違いない。アクションは面白いし、必殺技(!?)もスカッとするよね。ちょっとだけ甘酸っぱい恋愛要素(ただし一方通行)、憎い相手を見返す爽快感。暴力さえ耐性あれば気軽に見て笑えばいい映画なんだと思う。

ちなみに

放映当時、この映画のチャウ・シンチーに似てると言われた。近い系統かもしれないね。