やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

性格上の弱点

クレペリン検査の結果を見た

これを読んでいる(もしくは今後読むであろう)高校時代の同級生諸君は、一年生の頃、内田クレペリン精神検査というものを受けたのを覚えているだろうか。何ヶ月か前にその検査結果を久しぶりに発見したのだが、はっきり言ってかなりのショックを受けた次第だ。
書かれているネガティブな要素が、今現在まで引きずっていて克服できていないものだったからだ。

その検査結果については下記に書き出し原本も掲載するが、はっきり言って今見るとこれは俺の性格をかなり的確に捉えているものと思う。どういう仕組みでこの分析結果が出たのか不思議でたまらない。
ひょっとすると昔の俺がこれを読んだことでこれに沿う行動を取るような暗示にかかった可能性もあるが(俺はこれを呪いと呼んでいる)

検査結果まとめ

まとめるとこういう結果だ

ポジティブ面

  • 能力は高い
  • 学習や仕事に対する意欲は適切で積極的である。興味関心が多方面にある。
  • 明るい態度、社交性がある、集団への適応性がある。

ネガティブ面

  • 一つのことを継続出来ず、淡白でガメツさがない、後始末が悪くいい加減で済ます。
  • 全体を見る視野が足りてない。
  • 他人に対する気配りが足りてない。個性、自己主張強く、他人との協調が足りない。

…………………………これ俺じゃん!

色々な経験を積んで世間ずれした結果、敢えて行動が変わってる(変えている)部分もあるけど、根本的に全くこの通りで本当に驚く。

傾向と対策

ポジティブ面

目につくのはネガティブ面ばかり、俺はどうしても自分の良くない面を探しがちだけど、ポジティブ面もちゃんと認めてあげないといけない。でないと心が死ぬ そうすることで本当の自分をもっと知ることができるだろう。

意欲・興味関心

好奇心が強く、人が好きで関心がある自分は自覚している。これはいいところだ。俺は確かに人が好きだ。むしろ興味津々だ。色んなことに無気力ではない。興味がなくても一応飛びついて聞きかじるバイタリティは確かにある。

明るい態度

ネアカと言うほど明るくは無いが、基本的に自分は明るく優しく柔らかい態度の人間だとも思う。それも無理せず自然にできる部分だ。いつぞやの記事でも触れたが、これは家族の性質でもあり、母も兄も人懐こいのだ。いや母方の親戚はみんな人懐こい気もする。これもいいところだ。

能力的なもの

不遜になるわけでも卑屈にもなるわけでもない。できる事はできるし、出来ないことはできない、それ以上の事は無い。
自分にしかわからない部分(他人のことはわからないので何とも言えない部分)はあるが、仕事をしていて、初めて見るのに構造を想像するだけで作業手順がわかる時はある。これは俺には普通のことだったけど、社内で同じ感覚を持っているとはっきり確認できる人物は把握していなくて、とてももどかしい思いをしている。こういうことはまた別の機会に書こうと思う。

ネガティブ面も見ていこう。

後始末

何度も書いているが、俺は後始末が悪い。熱し易く冷めやすく、継続しない。面白いと始めたことだけど途中で情熱を失ってブッチしたことも何度かある(しかも相手も責任もあることだ!学生時代のことだが、今はとてもそんなことをしようとは思わない)

視野

全体を見る視野…は、確かによく見えていないかもしれない。視野は広く、視座は高くというが、俺は目の前に現れることに目移りするレベルでものを見ているんだろうと思うことはある。やけに小さいことを気にして動けなかったりとか。もうちょっと長い目広い目で見たいものだ。

他人に対する気配りについて

はっきり言って短期的にはとても優しい性格だと自覚している。いや優しすぎも弱点だと思っているくらいだ、だが長期的な関係性に相手に対する責任を取らない。優しさの継続性も特に無い。その場を和ませるのが得意なだけだ。つまり俺の自覚するところでは本当の意味での社交性は無い。誤魔化しが上手いだけだ。だから本当は優しい措置を取らない方が相手の得になる時でも(前述の視野の狭さも相まって)俺は優しくしている、むしろ甘くしている。

自己責任論にまみれた俺は、自分のことは自分が責任を持つという当たり前のことを他人に強要している。そういう意味で気配りは足りてない。というか、他人に気配りされないと人は何もできなくなるの?という感覚だ。なんか書いてて自分が何か欠落してるのかもと心配になってきた。他人の気配りに皆は左右されちゃうんだーへーそうなんだー。たぶん寂しくない人生歩んできたんだろうが、それはまた別に書きたいと思う。

ネガティブまとめ

書いてきてわかってきたが、俺は継続性の無さと自己責任志向から、社交性に対する淡白さを発揮していると思われる。周囲の人と長期的に良い関係を築いていない。 これらのネガティブ面に対抗するために行動方針を決めるならばどうする。いやするべき行動は決まっているしわかっている。大事なのは、その行動が自分のやりたい事と折り合いがついているかどうかなのだ。


以下全文

以下に全て書き出しておきます。

>相当高度の知的能力を必要とする仕事も消化することができますが、自分の性格上の弱点が足をひっぱり、その成功を妨げることがあります。よく自己理解に努めて問題点を素直に受けとめ、それを是正するように努力して可能性を十分伸ばしましょう。

◇学習や仕事に対する意欲は適切です。気分のむらも少なく、不平不満を口にすることもあまりありません。こうどうを起こす場合にも、ある程度の決断力を備えていますので、これに若干の積極性が加わればもうしぶんありません。

◇一つのことを継続的に持続することができない。もっと粘り強く頑張ることが望ましい。すぐ息切れするようではいけない。淡白な性格は良いことであるが、もっとガメツさがないと学習効果も期待できない。

◇後始末がよく出来ない。学習や作業の最終点検を怠り、いい加減で済ますことがある。取り掛かりと同様に終末も大事である。責任を以って完遂するように努力しなくてはならない。日記を継続することもよい。

◇いらいらしたり、めそめそしない明るい生活態度は非常に良い。だが、いますこし細かい気配りが欲しい。困っている人、心の傷付いた人の立場になって配慮する優しさも望ましい。文学書を読み、日記を継続することもよい。

◇個性があって意欲的であることは良いことである。しかし、自己主張ばかりしていては、集団から疎外され孤立してしまう。人の意見も聞き、必要によっては十分協調することも大事である。仕事は丁寧で確実にするように。

◇興味・関心は多方面にむいていますが、もっと全体をみる広い視野が必要だと思われます。やる気と自信を持って、伸び伸び、なるべく一つのことに集中して、確実に成し遂げてから次にうつることが望ましいでしょう。

◇学習や仕事に対する取り組みは適度ですが最後まで粘りがきかないようです。仕事量の配分をうまくやりましょう。自分が苦しい時は人もまた大変苦しいのだと言うことを忘れないこと。簡単なことでも最後まで完遂する。

◇少しぐらいの抑圧や抵抗にも負けずに、それを排除していく強い意志を持っている。社交性も適度にあり、人をあまり選り好みせず、一応誰ともなかよくなれる。集団への適応性も適度にあり失敗にもくじけない。

◇取り掛かりもよく意欲がみられる。どんな新しい、苦しい場面に出会っても、思い切りよく取り組み仕事の波にのりやすい。引っ込み思案でない。作業や学習効果も上がりやすい。