やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

飢えとポテチ

ところで食べ物って何で、美味しいと思ったら何度でも味わいたいと思うんだろうね?ポテトチップスをリピート買いする時は、その味はもう知ってるわけだよ。味わったことがあるんだから、そりゃ知ってるよ。でも、またそれを味わうためにお金を払っている。もう知っているのに。美味しいものを食べる時には快感物質かなんか出るんだろうかね、だから知っていても何度でも口にしたくなる。

何でもそうだよ、アイスクリームとかのスイーツもそうじゃない?ラーメンだって天丼だって。人は美味しいと思ったら知ってても食べる。というか文化的な食べ物は全部そうかもしれない。一度味わったからといって、それで終わりじゃないんだ。

これが映画だと一度感動したからといって何度も何度も観たりはしない。何度も観る時ももちろんあるけど、二度目からはその味わい方がちょっと変わってくるよね。感動のあり方が食べ物と違うんだろうね。空腹というか飢えのメカニズムが違うんだろうか。

人はすぐ肉体的に飢える。だから食べる。どうせ食べるなら美味しいものを食べようとする。そしてそれが当たり前と多くの豊かな人たちは勘違いする。俺がポテトチップスを食べないのは飢えてないからだろうか?ポテトチップスを食べなくてもキャベツを食べられるし、食べようと思えば近所のスーパーで手に取ればポテトチップスだっていつでも食べられる。精神的にも飢えてない。だから我慢できるものなのかもしれない。ちなみに財布は飢えている。とりあえず高いからポテトチップスを食べないと言うくらいには飢えている。

覚えてる味をリアルに脳内で再現できたら二度目を買う必要は無いんだろうか。いっぱい妄想してなるべく脳内再現してみようか。それやったら逆に食べたくなるかな?