やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

二次元と三次元の区別

若い男女がお互いに、漫画やアニメのキャラみたいな人間性を相手に求めてたら怖いなあと思う。期待しすぎというか、リアルな人間の多様性を忘れてたらとても残念だ。蛙化現象なんて言葉が流行るくらいだ。幻滅(そして相手を断罪する!)機会は多いようだけど、俺はとても心配している。

純粋な気持ちの表れである事は分かっているんだけどね。

大人は子供に言うものだ。「漫画は漫画、現実とは違うんだよ」って。俺も子供に言うし、俺も子供の頃はそういう内容の事を言われた。たぶん親も言われてたんじゃないかな、似たようなことを。「小説は小説」「創作は創作」みたいな感じで。

それは当たり前だ。そう、当たり前だと思っていたけど、例外はいつの世にもいるものだし、そうじゃない人もいる。でも最近はひょっとしたらそういう人が多いのではないかと疑っていたりする。二次元と三次元の区別はつくけど、アニメキャラの人物性を三次元の人間に投影したりはしてないだろうかな、今どきの若い人は?

なにしろ俺が子供の時より漫画もアニメもゲームも数が多い。めっちゃくちゃに多い。二次元に触れやすい環境だ。俺がそういう話題に触れやすいだけかもしれないけどね。比べて、三次元の人間とリアルに触れ合う機会は少ない。今の若い人はオンライン環境が多すぎる。実際に会う機会はあるけれど、実際に会う時間の密度はどうなんだろう?濃くなっているだろうか。なってるといいと思うけど。この3年間の事もあるし、そうはなっていないかもしれないね。