映画を観に行った。映画館っていつ以来だったかな。
観たのは「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」
4DXなるものを初めて体験してみた。
映画という産業が今どれくらい盛り上がっているのかは知らないのだけれども、ホームシアターとか、そこまでいかなくてもネットの動画配信で映画はたくさん観ることができて、最新作じゃなくても映画は家で観られればいいやという人も増えたかもしれない。映画が身近になったといえばそうだけど、そういう人たちは映画館からは遠のくかもしれないね。となると映画館でしか体験できない面白さ、付加価値となると、4DXはなかなか面白いものなんだろうと思った。体験する前は。
結論を言うと、作品によって4DXが合う合わないがたぶんあって、今回のファンタスティックビースト第３作目に限って言うと、あまり合ってない。
席がガタガタと揺れることについて
これ他のもっとコテコテのアクション映画だとすごく合うと思うんだよね、特に乗り物に乗る系は。魔法の効果で激しい破壊などが起こる際にあまり席は揺れて欲しく無かった。画面の顛末をもっとはっきり観たいのに集中できなかった。
音楽に合わせてズーン、ズーンときたり、鳥が飛ぶシーンでフワーと揺れたりするのはとってもいいと思った。あんまり細かく揺れるのはなんだかなあ。トイレを我慢してる人には膀胱への刺激になるかもしれない。4DXは事前のトイレは必須で、飲み物も気をつけた方がいいかも。
熱風やミストが出る
熱風じゃなくて温風だ。これを全席ですぐ出せるってすごく考えられてるなあと思う。アクションがある映画に火などの熱のシーンはとても多い、今作だと敵の攻撃魔法が自分の顔の近くをかすめた時などに熱風が出たのは一つの臨場感だと思った。ミストは一度か二度出たけどほんとに軽いもので濡れる程のものじゃない。物語のアクセントにはなっていたけど、別世界から急に目が覚めて引き戻された感じを覚えたのは俺だけかな。
匂いが出る（こともあるらしい？）
正直、匂いは厳しい機能だと思う。今作では無かったけど。体調も人によりけりだし、気分が悪くなる人もいるんじゃないかな。トイレのシーンとかリアルに匂いを再現したら大変なことになるじゃない？もちろん、作った人はそんなことわかってるんだろうけど。さわやかなシーンで出るのかな、草の匂いとか海の匂いとか？
映画自体は（感想は書かないけど）面白かった。
…4DX無しでもう一回観たいなあと強く思った。俺が4DX初心者だからかもしれないけど、通常放映の方が集中して没入できるような気もするんだよね、映画館での映画って元々そんなに集中を阻害するものって無いじゃない。
でも今作を見て思った。映画ってけっこうFPS低い。綺麗な映像がヌルヌルかというとそんなことないんだな…。画質的にはチラチラして見づらい場面が結構あったと思う。音響は最高だったよ、かなり満足。そりゃ映画館だものね。
没入したい
なんでもそうだけど、没入したい。集中したい。楽しみたいね。映画だとちょっと他のことを色々考えてるかもしれない。今のところ一番それができてるのは…読書かなあ。
