やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

人混み 2

賑やかなのは好きだけど人混みは嫌い、このコロナ禍で良かった事は、出かけた時に人が少なくなった事だ。もちろん、それは俺の心のために良かっただけであって、本当はいい事じゃないのはわかっている。

今日は妻と食材を買いに行った。特に書くことでもないが夫婦で買い物はよく行っている。同じように一緒に買い物をしている夫婦はたくさん見かける。今日もたくさん見かけた。

ところで俺は他の客をすごくよく見ている。観察していると言ってもいい。すごくジロジロ見ている。そんな素振りを見せないようにしつつも見ている。そして、同じように自分も見られているのかなあと勝手に心配になってストレスを感じて今日も呼吸が苦しかったわけである。文章にするとなんて面倒くさい奴なんだ俺は。

だが今日は買い物中に知り合いにバッタリ会った。基本的に人に会って話したいのだが、会いたくない気持ちもある。アドリブ利かないから。でも今日会ったのは、俺の好きな人だった。割といい感じの関係で、俺が敬意を払ってる人だったのだ。彼は今日も素敵な笑顔を見せてくれた。久しぶりに会えたのも素直に嬉しかったし、俺はとても安心した。

それからは他の客のことが気にならなくなった。買い物に集中できたのだ。どういう心理状態の切り替わりかはわからないが、今日のこの体験は記録しておく価値があると思った。

人の目は気になる。だから人混みは嫌い。でも何かのきっかけで人の目も気にならなくなることがあるんだ。最近、何か鬱気味の自分から陽気な自分に傾きそうな、そのキャズムを越えそうな気がするんだ。何が起こっているのかはわからないが、心当たりは今後も書いていくことにしようと思う。