やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

ドラマ「サイレント」1話と2話

ドラマを観た。単にドラマ観ただけだと面白くないから感想書こうと思う。

「サイレント」

まだ2話しか観てないが、既に45歳男性にはキツイものがあるドラマ。切ない気持ちは伝わる。登場人物は多いが、第2話まではほぼメイン3人で話が進むと言ってよく、後は全て伏線か装置か賑やかしである。

登場人物1 「紬」

主人公。この女性は素晴らしい。明るく、自然体である。愛されるべき主人公である。俺も電話好きだけどテキストのやり取りがいい時も人にはあると思う。でも他者のことをよく考えてるいい性格になってる。川口春奈さんの演技もとても良いよ。

登場人物2 「根暗1号」(湊斗)

紬の彼氏、仲が良く、同棲しようとしているタイミング。高校時代の友人であり紬の元カレである根暗2号の影が出てから意識しまくり自信なさすぎ。優しい性格として好感が持てる描かれ方をしてるが、男性ホルモンの欠片も感じさせないナヨナヨぶりである。友人として根暗2号と連絡つけたいんじゃなくて嫉妬と不安から行動してると思われても仕方ない挙動をしている。

登場人物3 「根暗2号」(想)

紬の高校時代の元カレ。病気にかかり、徐々に耳が聴こえなくなってしまうところは可哀想と思う。でも紬を含めた高校時代の人間関係全ブッチするなど陰湿な卑屈さを発揮しており、性格的に幸せになれない感じである。泣き虫でよく泣く。第一話では、本当に紬のこと嫌いなんだなーと思った。あんな言い方(手話表現)するう?

ストーリーへの感想。

全体的に会話テキストが出来すぎている。会話に妙がありすぎる。出来すぎてて逆に不自然に感じる。
高校時代の青春がリア充すぎて眩しい。
再会した紬と根暗2号が友人として新しい関係を築いていけそうだけど、これは全て紬の努力である。根暗1号は紬とコミュニケーションが足りない。隠し事すんなや。
根暗どもがもっと赤裸々になることで物語は美しくなると俺は思うのだが、そういうのが得意でない人たちの心の葛藤が感動を呼ぶのかもしれない。第4話観たらまた感想を書こうかな。