人間って、体調万全の時は誰でも元気があって快活だと思わない?でも、意外と「万全」ってことは少ないかもしれない。というか、人間は結構すぐに万全じゃなくなって、弱体化するよなあって思うんだ。
ここでいう「人間は」とか「人は」というのは、実は「俺は」なのだが、ここはあえて主語をデカくして、さも人類全体に共通する傾向であるかのように言うことにするのである。
そう、人間は簡単に本領を発揮できなくなる。
- 暑い
- 寒い
- お腹が痛い
- 首を寝違えた
- 鼻が詰まっている
- 指にトゲが刺さって痛い
- ちょっと寝不足だ
- 目がシパシパする(スマホ片手)
- お化粧崩れた
- 肩がこってる
- 歩いてたら膝を痛めた
- 寝癖が直ってない
- 鼻毛が飛び出てた
- 筋肉痛だ
見てください、俺は人間はなんと弱いのでしょう。こんな事で簡単にやる気をなくしてしまうのです。
特に注目すべきは「指にトゲ」かなーと思う。ほんとちいさーいトゲ一つで人は「いてっ!」と声に出して、何も出来なくなり、そのトゲを抜く事に集中するようになる。その度に「人は弱いなあ、情けないなあ」と思ったりするのだ。ちなみに末端にトゲが刺さるのは意外と痛い。
人間はすぐに万全でなくなるのだから、なるべく万全に近づくように毎日準備手入れをする努力が必要だ。寝不足や寝癖や鼻毛は克服できる。お腹が痛かったり鼻が詰まったりするのも対策できる面もある。 トゲが刺さるのは、その可能性を減らす事はできるけれども、アクティブにエネルギッシュに活動するのであれば、完全に避けられない場面もあるかなーと思う。俺だけかな、トゲにやられてるのは。
ところで俺は小学生の時、よく怪我をしてた。その度に思っていたのは「北斗の拳に出てくるキャラは血まみれになっても戦えているのだから俺も小さな怪我では負けていられない」である。とても素直な子供の思考だが、実際にはトゲ先一つでダウンしてるのである。あべし!
人が万全でないのは体調面の話だけじゃない。心の動き的にも、人は平常心を失って万全ではなくなる。
- 時間に焦っている
- 忘れ物した、やってなかった
- 嘘や悪事がバレた、バレそう
- 怒られる、責められる
- バカにされる
- 嫌われる
なんだか、書いててつらくなってきたぞ。俺は嘘や悪事を抱えないようにしてるからそこのストレスは無いな。でも悪いことしてなくても「怒られる、責められる」って強迫観念的なものはあるぞ。
ちなみに小学校の時は、大人に怒られるのは大ピンチの一つだった。平常心を失いそうな時に思っていたのは「こち亀の両さんは毎回大ピンチだけど何とかなっているから俺も何とかなる」だった。これはちょっとヤバい思考かなと今は思う。
可能ならばもっと万全を維持したい。整理整頓と準備あるのみだろう。