やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

昭和の男女観…

「女性はこうあるべきだ」という価値観はどんどん変わっている。昭和の価値観だと、女性は可愛く、お淑やかに、貞淑に、控えめに、夫を支えて、とかなんとか。こういう価値観がいつからあるのか、江戸時代から、もっと前からあるのかは知らないが。今となっては時代錯誤であるのはハッキリわかる。ひょっとしたら女性が強い時代もあったのかもしれない。そうだとすると、昭和の価値観も新しい考えだった時代があったんだろうか?ブームになって、そして定着した歴史があったりするんだろうか。

とにかく女性を取り巻く環境は平成からどんどん変わった。それはとてもいいことだと思う。

でも男性を取り巻く「男ならこうあるべきだ」という価値観は昭和からあまり変わっていない気がするな。強くあるべきだとか、泣いてはいけないとか、所帯を持って一人前とか、そういう価値観は人の中に強く根付いていると思う。

そう、いまだに男性は弱くあってはいけないし、一家の大黒柱になることは当然のように期待されるし、自由があるのかというと、あるように見えて大して無い気がする。

収入は低めで女性に寄生して生活したり、または一生結婚しなかったりする男性も増えているんだろうけど、俺は感じるんだ、それらは生き方の多様性として認められているんじゃなくて、一般的に批判されがちだけど諦められた結果として存在を許されているんだと。男性の在り方は昭和から大して変わってない。

時代は変わっていくのにその価値観が変わってないから、軋みが出て、それによって痛みを抱える男性も多いんじゃないかなあと思う。だって都合のいい時に男性は昭和の価値観を押し付けられがちじゃない?

男性の幸福感って何なんだろうね。

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