今日は人前で長々話す機会があったけど、俺は喋るのすごく下手になってると思う。昔は多少うまいこと話せてるって勘違いをしてた時期もあったんだけど、最近はそんな勘違いすらできないじゃん。
喋るの上手なのは得するよなあって思う。純粋に自分の言いたい事を綺麗な形で相手に届けることができるんだよ。綺麗な形、つまり過不足無く人に伝える能力がある人はなかなかいないと思う。
その能力が多少足りなくてもコミュニケーションが成り立つのは、相手の理解力であったり、共通理解のある定型的なやり取りだったりするからなんじゃないかな。でも言葉の意味の取違や言葉足らずによって誤解やすれ違いは日常的に起こっていると思う。
綺麗な形で主張を届けて、それを相手が綺麗な形で受け入れるかはさておき、正しいコミュニケーションのためには、なるべく綺麗な形で発信する能力をまず自分が身につける事は、俺にとっては、最低限の事なんじゃないだろうかと思う。
喋る能力はそのうちの一つだ。喋りは下手より上手な方がいい。中には「喋りが上手じゃない人の方がいい」なんて上っ面しか見ずに言う人もいるけど、俺は全然そうは思わないよ。まあ確かに巧言令色少なし仁とも言うけれど、喋らないのと喋れないのはだいぶ話が違うよね。
というわけで喋る練習がしたい。1番いいのはやっぱり音読だろうと思う。2番目にいいのはたくさんの人と身のある会話をする事、3番目は…うーん、思いつかない。
単純に喋る事で自分の中を吐き出したいって欲求もある。友達ともっと会う事も大事だね、3月になったら人に会いたい。