やじろぐ7

40代半ばの妻子持ちがゲームしながら解脱を目指すブログ

卒業式と不登校

今日は県内の公立高校は卒業式だった。そのうちの一つに行ってきた。自分の卒業の時はあまり覚えていないけど、来賓の挨拶が長かったような気はする。そんなものだろうかと思っていたが今日もやっぱり長かった。

昔を知っている子たちがたくさんいて、成長した姿を見る事ができた。子供の成長って美しい。父兄にも知り合いが増えた。式は、歌の時以外はマスクを外して行われた。それがいい。この3年間はコロナに翻弄された3年で可哀想だった。

ところで気になった事があるのだが、卒業式を欠席している子が結構いた。1クラスに2〜3人はいた気がする。不登校の子が多いという話は聞いていたけど、本当だった。

俺が中学生の時も同じクラスに不登校の子がいたな。女の子は途中から出てきて、そのままずっと投稿してきてた。男の子は修学旅行だの体育祭だのには出てきてたけど一緒に授業は受けてなかった。卒業式は普通に出てきてた。よく卒業できたな。

その頃の俺の常識からすると、この不登校の数はとてつもなく多い。でも、考え方が「進んだ」んだと思う。辛いなら無理して学校に行ってもどうせ何も解決しないし、休めばいいんじゃないかなー。

自分の子が行きたくないって言い出したら、どうしようかな。とにかく本当の原因を知りたい。そうじゃないと解決しない。でも、それを知る事は簡単じゃないかもなあ。当の本人がちゃんと言語化できないかもしれないし。難しいね。

どっちにしろ登校無理強いは良くない。知らないけどたぶん不登校は増えていると思うんだ。それは悩む中高生が増えたんじゃなく、社会が寛容になったってことでいいんじゃないかな。